カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ヨーロッパの醜聞20 アサンジ

2017年05月29日 05時10分22秒 | 海外

EUに関係して加盟国の、財政問題・除名離脱問題・域内対立・おしよせる難民テロ対策が新しく加わりました。


エクアドル大統領選に「介入」したアサンジの迷走

ニューズウィーク日本版 2017/4/4 


アサンジは、イギリスのロンドンにあるエクアドル大使館に逃げ込んでいて、イギリス警察は「大使館から出れば身柄を拘束(保釈違反)する」としています。

確かに

スノーデンとともに公電を「違法」に入手しアメリカの薄汚い面を暴露したので「喝采」を叫んだ人がいたようです。

ただし5年ほどの長い大使館滞在のようで

しかも今回エクアドルの大統領選挙(2017/05/02)があり、自分(アサンジ)を大使館から追い出すと公約していた保守派(ロイター 2017年 04月03日)に不利な情報を暴露し、引き続き自分をかくまってくれる人を支援するような行動に走ったので、暴露が「私物化」ではないかと非難されています。結果としては「無事、引き続きかくまわれることになった」ようです。

あくまでも邪推ですが、大使館からそそのかされその期待に応えた可能性があります。

笑うのは

ロシア政府関係者が「アサンジを助けるべきなのに、西側には報道の自由がない」としたことで、まるで「弾圧国ロシア以上にひどい」と匂わせていますが、何のことはない全体主義国家ロシア・中国でしばしばみられる自分の事を棚に上げたまま相手を非難するだまし言葉でした。

私は

西側が理想的などとは、まったく思っておりませんが、ロシア・中国の言論弾圧・情報統制のひどさは、それはそれはひどいようで、そこの人たちは為政者の言いなりにならざるをえないことなど、誰もが知っています。

「ロシア・中国」の情報を大量に暴露する人が出てきませんかね。

もっともその場合、今の西側が暴露に対して否定も肯定もしないのに対して、ロシア・中国では「完全に否定・無視」しながらも必死で漏えいのルートを探し「再発防止」に励むことでしょう(笑)。

この場合、暴露者は、自分を追い出さない国の大使館、例えば在中国のアメリカ大使館や、在ロシアのイギリス大使館へ逃げ込む、ことになるのでしょうか。

もし私物化であるならば、応援者への背信行為とみなされ、みる目がより厳しくなるでしょう。

また暴露する公電の賞味期限がやがてやってくるでしょうから、その頃になるとどのような扱いになるかわかりません。大使館の厄介者になり始めたならば、いざぎよく大使館を出て堂々と裁きを受けるべきでしょう。 

アサンジが、アメリカ政府の内側を暴露したことで

  • ロシアの手下なのかどうか
  • エクアドルの内政に関与し、公電を私物化(自分に有利なように利用)したのかどうか

さてさて、皆様はどう思われますか。


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