カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞225 相変わらず「自分だけが善」

2017年05月15日 03時44分53秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。


韓国、日本の政治指導者の「後ろ向き歴史認識」を強く批判―中国紙

韓国国防部は6日、朴槿惠大統領就任後初となる「国防白書」を発表した。7日付で新華社が伝えた。

2年に1度発表され、朴政権下では初となる今回の「国防白書」は、日本の右翼勢力の誤った歴史認識に対し、「日本の一部の政治指導者たちの『後ろ向き歴史認識』と独島(日本名・竹島)の主権を主張する行為が、両国関係が未来志向で発展する障害となっている」と従来と比べて厳しい言葉で批判している。

独島(竹島)については、「歴史的にも地理的にも韓国の領土の不可分の一部である」と改めて表明し、「韓国国防部が引き続き日本の独島(竹島)に対する理不尽な主張に断固として対応していく」と強調した。(編集翻訳 小豆沢紀子):フォーカス・アジア 2015年1月7日 


2年半前の古いニュースで、「在りし日の朴槿恵(パク・クネ)」・・・・・・

いや失礼、まだ(前大統領)朴槿恵は健在のはずですが、大統領を弾劾され、これが合憲とされ、しかも汚職容疑で逮捕され収監中、というだけのことで、大統領職に在籍していた日」という意味でした。こう言っておかないと、名誉毀損で訴えられそう(笑)。

しかしこのご不幸は、ほとんどすべての韓国大統領経験者にとって、まるで自然法則のように当然の如く繰り替えされています。

このあわれな末路があまりにもしばしば起るのは、韓国の法体系と施行方法の両方に問題があるからだと思われます。

朴槿恵の大統領在位は 2013/02-2017/03/10(弾劾されたのは2016/12/09)ですから、大統領になって3年目ごろの話でした。

上記引用は、韓国が元気な頃の言葉ですが、後ろ向きの歴史認識には、2重の誤りがあるようです。

  • 韓国がいう「前向き」とは、韓国の主張に同調する方向で対応する、ということで「後ろ向き」とはこれに合致しない、というだけのことでした。これが第一の誤り。
  • 韓国での「歴史認識」とは、日本で言う学問的な「歴史」ではなく、韓国独自の「好き勝手で笑いそうな政治解釈」のことであって、誰も相手にしません。これが第二の誤り。
  • これらは中国にも共通なので、何か基本概念である「儒教」に関係しそうですね。

さらに「理不尽な主張」というのも

韓国の主張に沿わない主張

を指しており、どこまでいっても、自分本位で、自分だけが善であると信じる「かわいそう」な思考でした。

「一方的に主張するだけで聞く耳を持たない」姿をみて、あはれをもよおさない人が、はたしてこの世にいるのでしょうか!

現実に起っていることの解釈にさえ、異様な思考をすると見られるのに

そういった人たちが過去について語ることに信頼性があるはずがない

これが正解のようです。

韓国で

大統領選挙が行なわれ、新しい韓国大統領文在寅(ムン・ジェイン)が誕生しましたが、この人もまた3年前の朴槿恵と同じような哀れな末路をたどる、と容易に想像できます。

これは韓国だけに見られる現象で、朝鮮半島南部(韓国)だけに特有の「自然現象」のなんでしょうか(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 31 FBI長官解任

2017年05月15日 03時34分48秒 | 海外

トランプ大統領がFBI長官コミーを解任しました(2017/05/13)。

流れとして次のようだったようです。 


大統領選挙前

トランプは、大統領選挙を有利に進めるため、対戦相手であるクリントンの私用メール問題を追及しており、この時点でトランプは、FBIによるクリントン陣営の捜査に賛成していたように思われます。

ただしロシア政府に関連した組織が民主党陣営へサイバー攻撃をしたのではないかという疑惑が生まれ、これにトランプ陣営が荷担したのではないか、という疑惑も発生しました。

それでなくても虚偽の発言が目につくトランプですから、恫喝を目的としたウソ八百「政治の素人」であることは、誰の目にも明らかでした。 


大統領選挙後

現在のグローバル化の負の影響を受けたと思う人が増えきてトランプ支持者が増えたようです。それでなくても好ましくないトランプとクリントンの2人から大統領を選ばなければならないというやっかいな消去法を抱え込むこととなり、想像していたようにネガティブ・キャンペーンが繰り広げられ、最終的にトランプがぎりぎりで当選しました。いわばアメリカを分断した選挙だったようです。

こうなるとトランプのうぬぼれ癖が、表に現れてきます。

次々に「公約を実行」しようとして大統領令を出すのですが、移民と入国問題に関しては、2度も連邦裁判所によって「違憲」とされ効力を停止されています。

このほか閣僚の議会承認がかなり遅れているようで、民主党からはもちろんのこと、所属する共和党からも強烈に反発されていて、2017年の年末までもつのかどうか危惧されています。こんなことはアメリカでは異例の出来事だったようです。

FBIがクリントンの調査を打ち切ったけれども、トランプが大統領に当選してからロシア政府とトランプ陣営との関係の捜査を継続していることが判明し、先日トランプがFIB長官を解任するに至りました。

トランプがいう「私は捜査対象になっていないとコミーが3回言った」とする発言も信用できません。自分だけが本当かどうか分らない暴露をしておきながら、解任したコミーにはしゃべらないように威嚇する、という不可解な独裁体質を指摘する人は多いようです。

コミーがトランプに忠誠を尽くすとした会話の録音があると匂わせてトランプの威嚇は続きます。まるで北朝鮮のように周囲をヨイショ連中で囲まないと気が済まないようで、アメリカ人はこのような人を大統領に選んでしまったことを後悔しているのか、金正恩になることを期待し支持しているのでしょうか。前者ならば、トランプを弾劾するしかないでしょうか。  


トランプ大統領は

コミーを解任しておきながら、「コミーに対して裏話をメディアへもらすな」と威嚇しているようで、かなり強い不信感をもっているのでしょうが、この手の感情的な発言は誰かに似ていますね(笑)。

トランプにとっては、「公正な判断力をもっている人(コミー)」は危険であり、自分を褒め称える人たちこそ「立派な人・ちゃんと仕事をしている」ことになるのでしょう。

解任されたコミーのあと長官代行をつとめているマッケイブの公聴会証言は、トランプの「コミーはFBI内で信頼感がない」発言とは大きく異なります。どちらが真実に迫っているかは、言う迄もないようで、針小棒大はトランプのイケナイ癖のようですね。

こうしてトランプが

「自分の陣営がロシア政府と協力していたのではないか」と疑ってFBIが捜査していたのを妨害する目的でFBI長官を解任したのではないか、と疑惑をもたれることになりました。

トランプが「捜査対象ではないとないとコミーから3回聞いた」としますが、それでも選挙関係者が捜査され最終的には自分に責任が廻ってくるのではないかと見て、コミーを解任したのでしょう。

メディアによって報道官の記者会見と大統領の発言との間に食い違いが出ると、報道官の記者会見をなくそうかとも発信したようです。:日本テレビ系(NNN) 2017/5/13

しかし「報道官の会見に代わって文書を配布するほうが正確」と考えたようですが、文書の方がもうぬぐえないほどひどい矛盾に満ち満ちそうで、それを避けるためには「曖昧な文書表現」となってしまい結局不透明な行政となることは目に見えています。いくら矛盾があるとしても、報道官が会見する方がよろしいかと思います。このあたり知性をかくトランプとしてはやむを得ない選択なんでしょう。

一連のこれらのニュースからして、ますますトランプが怪しくなってきましたが、アメリカ国民が選んだ大統領であり、韓国の(前大統領)朴槿恵より相当ひどいようで、弾劾もやむを得ないだろうと私は思っております。ただしこういった時に威力があるのが「外部による異常事態発生」であり、国民の目を外へそらす絶好のチャンスです。ちょっかいをし続ける北朝鮮が、大いに逆効果を生んでしまう懸念があるのでした。何もなければトランプは自然に弾劾される運命にありますが・・・・・・。

さてさて、皆様はどう思われますか。