カメラの前で公正な抽選であることがだれにも分る、とは言えない、つまり疑惑の残る抽選だと思われたのが次の2つでした。
(1)2014FIFA_WC(ブラジル)の組抽選会
これは、当ブログ「ワールド・カップ抽選会の疑惑」で述べましたので、繰り返しませんが、どうも怪しいと言わざるを得ません。
(2)祇園祭の前祭山鉾巡行順の抽選会
「くじ取り式」は、ニュースにもならないくらいの京都地方のニュースですが、いくら神事とはいえ、たくさんの観光客を招いて金儲けしているならば、抽選会をもっと公開するべきでしょう。
今回2014年から前祭(さきまつり)が復活したとのことで、その山鉾巡行の一部の出発順序を抽選する会を撮影した動画が、BSフジの生中継の合間で、断片的に紹介されました。
この様子をみただけで「八百長」だと断定するわけではありませんが、2013年12月ごろに実施されたサッカー2014FIFA_WC(ブラジル) の抽選会で、カメラが映していないテーブルの下でくじを開き、中身のみカメラが見えるように上へ掲げていて、どうも怪しいと思ったのに似て、祇園祭抽選会でもやはり同じ疑惑をもちました。
もう一度いいますが、全国的な祭になったからには
山鉾の巡行順をめぐる抽選会を、もっと公開してテレビカメラで撮影し、テレビを見た誰もが「一点の曇りもなく、なるほど公平な抽選だ」と納得できる形
にしてもらいたい。
「いや神事だからカメラ公開にはなじまない」などと言い出すならば、しょせんはそんなレベルの談合癒着の世界だと、世界中の観光客が思うことでしょう。
しかしいくらこう言っても、観光客が減り深刻な収入源に至らない限り改革は無理だと思われますが・・・・・・。
参考サイト
京都市役所で行なわれ、見学不可(事前申込後抽選)と記されており、ますます怪しい。
混雑している場合は、こちらキャッシュでどうぞ。
六角堂で行なわれていたが1953年から京都市役所で行なわれるようになったとのこと。
【広報資料】祇園祭くじ取り式の開催について
広報資料(教育・宗教同時)
平成26年5月21日
文化市民局(文化芸術都市推進室文化財保護課 電話366-1498)
祇園祭くじ取り式の開催について
初夏恒例となりました祇園祭山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が,今年も,門川大作京都市長の立会の下,京都市会議場において執り行われます。つきましては,くじ取り式の見学を希望される方を下記のとおり募集しますので,お知らせします。
くじ取り式は,昔,山鉾巡行の先陣争いが絶えなかったため,応仁の乱後の室町時代から始められたものです。
記
1 日時
平成26年7月2日(水曜日)午前10時~正午頃
2 場所
京都市役所市会議場(京都市中京区寺町御池)
3 定員
70名(申込み多数の場合は抽選)
4 参加料
無料
5 申込方法
往復ハガキによる申込みに限ります。(1通につき1名)
○往信の裏 住所・氏名・電話番号
(席数に限りがあるため,付添い等が必要な方はその旨をお知らせください。)
○返信の表 郵便番号・住所・氏名
なお,宛先の横に「くじ取り式」と朱書きしてください。
6 申込期限
平成26年6月11日(水曜日)必着
7 申込み・問合せ先
〒604-8006
京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町394 Y・J・Kビル2階
京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課(TEL366-1498)
※ 本年から後祭巡行が復活しますが,前祭と後祭のくじ取り式は,同日に行います。
※ 儀式であるため,報道関係者の方々,見学される方々におかれましても,服装について御配慮いただきますようお願いします。
祇園祭くじ取り式の開催について
祇園祭くじ取り式の開催について(PDF形式, 123.16KB)
<発表日 26.5.21>
おや、こちらでは抽選会が公開になっていて、往復はがきで申し込む、となっていますね。まるで西芳寺みたいなものですか。
上では「見学不可」となっていたはずですが、どちらが正しいのでしょうか。