カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

MLBを見る目

2014年07月04日 14時36分23秒 | スポーツ

その昔、野茂英雄がドジャースでおもしろいようにフォークボールで空振り三振を取っていたころから比べると、次のように変遷してきました。


    1. 野茂や佐々木など投手への関心
    2. イチローや松井秀喜のような打者への関心
    3. そして今ではダルビッシュや田中将大など投手への関心

 

へと変遷しております。そのほかに優れた選手がいたことは事実ですが、流れとしては、

投手→打者→投手

ではないかと思います。

同じ投手でも

2年前に日本ハムからレンジャーズへ移籍したダルビッシュがめざましい活躍をしました。2012年には16勝9敗(防御率3.90、WHIP1.28)で、2013年には13勝9敗(防御率2.83、WHIP1.07)で、研究されて勝星は減りましたが安定してきたようにみえます。

一方

今年2014年に楽天からヤンキースへ移籍した田中将大は、現在2014年のオールスター戦前の段階ですが、なんと12勝3敗でMLB全体の投手部門の勝ち数で現在(2014/07/04)堂々と首位を走っております。昨年全体のダルビッシュの勝星13に、前半だけでほぼ並ぶ勝星12とは驚きます。

 

毎日更新されているので、別の日には異なる表になりますが、MLB(ESPN)では今日(2014/07/04)現在次のようになっています。

 

上の表で、田中将大は勝ち数と防御率とで上位にいますが、ダルビッシュの場合防御率は2.42で8位ですが勝ち数8は立派とはいえ平凡な19位になっており、いかに田中がすごいかということが分ります。田中将大のおかげ?でダルビッシュの成績さえ貧弱にみえてきたのは皮肉ですが、これが3年目になって相手に研究されてきた結果だとみなす人もいることでしょう。

もちろん黒田や岩隈など日本人投手の活躍も見逃せませんね。ただし同じ投手でも、藤川や和田はどうしているのでしょうか。