カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ワールド・カップ抽選会の疑惑

2014年07月10日 00時02分24秒 | スポーツ

ワールド・カップも準決勝で

  • ドイツがブラジルに勝ち
  • 残りはアルゼンチン-オランダ
を残すのみとなりました。ただし3位決定戦があるので、ブラジルとアル-オラ敗者も気が抜けませんね。
 
ところでおもしろい記事が出ております。それは御存知W杯ブラジル大会の「組」抽選の八百長疑惑です。
 
不幸にして拙宅にはこの抽選会の録画が残っておらず、YouTubeで見るしかないのですが、たしかに・・・・
 
  • 最初の、すでに決まっているブラジルを引いたあとはその場でボール状の入れ物を開けて中の紙をテレビカメラに映るようにすぐに提示していますが
  • そのあとの肝心の組配置については、檀上の人が透明な箱の中から無作為に取りだし、それをボール状の入れ物のまま(ふたを開けないで)横のテーブルに立っているFIFA事務局長ジェローム・ヴァルケに渡します。問題はここからで、ヴァルケが、抽選会の全てにわたって、カメラの見えないところまで下げて、つまりテーブルの下で開けてから、中に入っていた紙をテレビに映るように持ち上げるのです。つまりテレビに差し出された紙は「中に入っていた紙」ではなくて、別に用意された紙ではないか、という疑い。

これは誰が見ても怪しいと思うでしょう。ブラジル社会に深く根をはっているヤクザ組織が、FIFAを脅して八百長抽選をしたのではないか、と直感します。
 
このニュースを伝えているのは次です。
 
 

みなさまも是非御覧下さい。
 
 
これの解釈ですが・・・・
 
 
普通は、組が決まってからの勝敗を、公の賭博組織や、地下に潜ったヤクザ組織が利用するのですが、この抽選会そのものを賭博に利用している可能性さえ、惹起(じゃっき)させます。

1~2回、うっかりテレビカメラから見えないところでふたを開けたのなら、まだ疑いは軽いのですが、すべてのふたを開ける作業がカメラの映らないところで行なわれ、ボールに入っていた紙とは別の紙がテーブルの下に用意されていて、それをカメラに提示しただけではないか、という疑惑はますます深まります。
 
巧妙なのは
 
最初の抽選のみ、テレビカメラの見えるところでふたを開けて中の紙を見せますが、そのあと全てカメラの届かないところで開けて中の紙ではなく別に用意された紙を提示した
 
という点です。
 
 
IOC といい FIFA といい、世界規模の組織の運営の裏にある闇の世界を垣間見たような印象でした。
 
 
日本でもどこでも、野球やサッカーで八百長が発生してもめましたね。
 
明らかにこの抽選会では、あらゆる種類の不正をなくす努力が見られず、大いに疑惑が残る、と申し上げたいと思います。疑惑を疑惑のままにせずに、第三者機関による徹底的な調査が必要です。言っておきますが、第三者機関ですよ。
 
内部関係者による調査の結果、不正はなかったという結論になるのが目に見えていますが、これはちょうどSTAP細胞関連でみせた理研内部の調査に類似しています。FIFAや理研そのものに問題があるのに、身内の関係者が調べてどうするのですか。

そう、警察官の犯罪を同僚の警察官が捜査するのに似ていますね(笑)。
 
 
これを伝える記事のアドレスを上で記しておりますが、念のためその全文を以下に記しておきました。
 
 

W杯抽選会に八百長疑惑浮上!! くじの発表の仕方にパターンがあった

先日、ブラジルで行われたばかりのワールドカップ組み合わせ抽選会。そこで八百長が起こったことを証明する検証ビデオがユーチューブにアップされ、大騒ぎになっている。このビデオはyahooブラジルのトップページでも紹介されるほどの事態に。もし本当ならFIFAは強い非難を浴びそうだ。

話題となっている検証ビデオは組み合わせ抽選会が行われた12月6日の同日中に公開された。題して「Manipulacion sorteo del Mundial 2014」。スペイン語で「ワールドカップ2014組み合わせ抽選会の裏操作」といったような意味を持つ。公開されてからわずか数日で400万ビューを超えており、今後も視聴者の数は増加していくに違いない。

同ビデオは、まず組み合わせ抽選会で起こったあるパターンを突き止めた。というのも係員がボール型のクジを引き、カプセルを開けるときはTVカメラに映るテーブルの上で開けるにも関わらず、中に入った紙を取り出すときは全てテーブルの下から取り出しているのだ。それが一度や二度ではなく、すべての場面で。

まず最初のクジは開催国ブラジルのと決まっているためにカフーが取り出してカメラに映した。しかしなぜか2番目以降のクジは全てFIFAの事務局長、ジェローム・ヴァルケが取り出している。そしてジェローム・ヴァルケは必ずTVカメラの見えないところで紙を取り出してから国の名前を発表しているのだ。

動画1分10秒のシーン:一方、フェルナンダ・リマ(クジを引いている女性)が見せるときだけ、クジをテーブルの上で開け、そのまま見せている。これは八百長であることを隠すために、このときだけちゃんとやっていると動画をアップしたユーザー、パブロ・レアルは指摘する。そしてそれこそが「死の組」と呼ばれている、ウルグアイ コスタリカ イギリス イタリアが集まったD組だということが疑いをさらに強くする原因となっている。

動画2分のシーン:その後もジェローム・ヴァルケの疑惑の行動が続く。ジェローム・ヴァルケは机の下で取り出したクジを丸めるような動きをして、他のクジを掴んでいるような仕草をしているように見える。

動画2分25秒のシーン:フェルナンダ・リマが見せるクジの紙はカプセルから取り出しているために端が丸まっているのに対し、ジェローム・ヴァルケが見せる紙は端がピンピンに張っているのがわかる。

2013年12月10日 at 11:36 AM

 
私も、この抽選会のニュース断片をみましたが、ちゃんと録画して保存しておくべきだった、と後悔しているところです。
 
 
 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。