はるかのひとりごち。

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MRで行こう!その12:MRの車窓から その3

2007年06月01日 23時16分36秒 | たびろぐ九州。

伊万里駅のすぐ近くで、おいしいランチを食べたわたしたち。
のんびり駅周辺を散策したいところだったんですが、
松浦鉄道の終点、有田駅を目指すために列車の旅へと戻ります!

ここ伊万里駅はJRとの接続駅で、筑肥線の終着駅でもあります。
以前はMRの前身、国鉄松浦線の線路と繋がってたんですが、今は…。
それはまた、後ほどレポートしようと思います~。


ホームで待っていた有田行きの車両がこちら。
佐世保から乗ってきた、前面に扉のあるものとは違い、こちらは非貫通仕様の車両。
どちらも、開業当時に新製投入された車両ですが(昭和63年製)、
今年3月のダイヤ改正から、少しずつ新しい車両へと置き換えられていくみたい。
なんだかちょっと寂しいなぁ。


いよいよ、わたしたちを乗せた列車は、終点有田へと走り出します。
右側が、たびら平戸口方面から来た線路。伊万里駅で進行方向が変わるんですね。
長かった松浦鉄道の旅も、ゴールまであとちょっと。


途中、「夫婦石」駅で反対列車を待っていると、
やってきたのは今まで乗ってきたタイプの車両とは違い、
MRでは1両しか存在しない、JRでも見られる形式の車両でした。
国鉄時代から存在するこちらの駅、ほのぼのしててよかったなぁ。


こちらの「蔵宿(ぞうしゅく)」駅は、明治時代に開業されたという歴史ある駅。
この瓦葺屋根の駅舎の佇まいが素晴らしかった!!完全に時間が止まってます!
きれいに咲き誇るツツジが、この駅舎とピッタリ。静かな時間が流れてました~。


「三代橋」駅を出るとすぐ、進行方向に向かって右手に(これは後から撮ってます)、
佐世保線の線路が見えてきました。終点有田駅はもう目の前。


車窓からは、有田焼の窯の煙突がたくさん見えましたよ~。
赤煉瓦が四角形に積み重ねられた煙突に「有」の文字、なんともかわいらしいです。
いかにも「焼き物の町」といった風情がいいですね。


そして列車は、伊万里から約25分で終点「有田」駅に到着!!
これで、松浦鉄道全線完乗です!!やった~!!
佐世保-たびら平戸口-伊万里-有田と、トータルで乗車時間約3時間!!!
長かった~!
旅に出た途端に風邪を引くという大失態を犯し、一時はどうなるかと思ったけど、
ほんと、あのときは無事に乗り通せてホッとしたなぁ~。
そんな終点有田駅のホームに降り立つと、そこはJR佐世保線のホームでもありました。
佐世保も伊万里も、MRの駅はJRとは別になってたのでちょっと意外だったなぁ。


みどりの窓口へ行ってみると、こんな立派で大きな皿が!!さすが有田焼のお膝元の駅!


駅舎に掲げられた駅名板もこちらの手すりも、なんと有田焼の陶板。さすが!!
このときちょうど、「有田陶器市」が開催される直前の頃だったんですよね~。
駅から続く通りのお店も、その準備に忙しい!といった感じだったんですが、
そんな駅前で、チラッとここにもノボリが写ってますけどね、
あの駅弁たちと出会うこととなったのです!!

「その13」へつづく~♪(おい、まだ続くのか??)