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フルーティスト大久保はるかのブログです

寝ながら懸垂?

2024年05月21日 18時01分41秒 | 介護

父の家に、迷惑電話防止機器を取り付けてもらいました。

 

「この通話は、防犯上録音されますのでご了承下さい」とアナウンスが入る録音機器です。

 

神奈川県警では、75歳以上のお宅には、事実上無料譲渡しています。

 

本日昼頃、お巡りさんが家に来てくれて(私服で良かった、制服姿じゃあ、ご近所さんに何事かと思われそう・・)、あっという間に設置完了。

 

機器は小型で、じゃまにならないサイズ。

 

おお、これで安心!と思ったのもつかの間、警官が帰った途端、父が一言。

 

「さあ、困ったぞ。妙なもの(録音機)が入り込んできて(電話が)面倒くさいことになった。やめちゃうか?」

 

「は?何言ってんの?使い方は今までと何も変わらないよ。」

 

その後、私の携帯からかけて、父に受けてもらい、通話の練習。

 

「じゃあ、今度は、お父さんが、私の家にかけてみて。」と言って自宅に戻るも、一向に電話がかかってこない。

 

しびれを切らして父の家に行くと、「いくら待っても全く何の音もしないよ」

 

そこから、「電話をかける」と「電話がかかってくる」の違いを説明し始めた私も悪かった。

 

父「もう、お父さん、わけわからなくなっちゃった。今日はもうここまで。」

 

ヨロヨロとベッドへ向かい、珍しく、ベッドサイドの手すりを両手でがっちりつかんだまま、妙な横向き体制になったかと思ったら、そのまま数秒で寝入る。

 

子供が、不安な時にぬいぐるみ握りしめて寝に落ちる、みたいな(苦笑)

 

2時間後、寝室を覗くと、まだその体制のままグーグー寝てる。寝ながら鉄棒懸垂でもするのかってな位、両手でがっつりバーを握りしめているし。

 

「電話を触るのが恐くなってしまった、どうしよう、」みたいな感情の現れか?

 

あぁぁ、せっかく取り付けた録音機器、早速撤去になっちゃうのかな。

 


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