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フルーティスト大久保はるかのブログです

気が付けば

2014年07月13日 10時25分40秒 | 必殺練習方法

昨日もせっせとロングトーンの練習に励む。

本気で、脳みそと耳をフル回転して行うと、長い音の延ばしを5コぐらいやっただけでクッタクタになる。

フルートって3オクターヴ、12×3=合計36個の音あるんだけどなあ・・・・じゃあ一日5個、で次の日6個目から!とはいかないのがまた辛いところ・・・忍耐だあね。

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気が付けば、田村氏レッスンシリーズ第五回目。5日間も連続してよく書くわ・・・・

「プロになってからも、そんな急に吹き方がわかんなくなっちゃう、とか、基本的なこと、指導されちゃうとか、そんなことってあるんですね。」

と、(半ばあきれ顔で?)友人に言われました。

いや、ステージの仕事が出来ないぐらい音が出なくなったわけではないですよ、勿論。そんなんなっちゃったら、ココに堂々と書けやしませんし、それこそどこか体の具合でも悪く入院騒ぎぐらいになってます。

「聞く人が聞けばわかる」「見る人が見ればわかる」といったレベルの話です。

その友人に説明するのに、パッと脳裏に浮かんだのが、プロ野球のノムさん監督が、ハンカ●王子さんの投球フォームについてつぶやいた一言。

「普通は、脚、腰、腕、の順番(で動くの意味か?)だが、彼の場合は逆になっている。腕、もうちょっと我慢できないかなあ・・・」

そうなのよ、シロウト目には分からないけど、「見る人が見れば、分かる」とはこの事です。

これの音楽版のようなことがあるんです、と説明をした。

ただしスポーツの場合は、結果がスコアで出るので、シビアだけど、自身の不調の判断はしやすいと思う。

けれど、点数競技ではない音楽の場合は曲者です。

モヤモヤとした不調に人知れず悩んでいる人は、プロ奏者の中にも多いと思う。


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