ハート(心)もバリアフリーに♪Happyになろうよ☆

住環境のバリアフリーだけでなく、心のバリアフリーもすすめばいいなと思います!願いはHappy☆Lifeなのです♪

病気についてご理解を☆

2007-07-27 | 福祉住環境
おはようございます福祉住環境コーディネーター2級のはらっちです
本日も「ハートもバリアフリーに♪Happyになろうよ☆」ご訪問ありがとうございます

少しでも病気について理解を深めていただき、偏見の目を向けられることがないように願っています。
本日は間接リウマチについてお話します。(fjkメルマガより抜粋)

関節リウマチは、英語でRhematoid Arthritisといいます。
ですから、「RA」と略して書くことがあります。

関節リウマチでは多くの場合、
(いろいろなパターンがありますが・・・)
急性の滑膜炎(関節の中にある膜の腫れ)で始まることが多く、
徐々に骨が破壊されて、
そして「関節変形」となるので、
なんだか、関節の病気だと思われがちですが、
全身で炎症を起こしている、
確実に進行する、やっかいな病気です。

そして、一番やっかいなことが、
未だに原因がわかっていないということで、
根治的な治療法ができないので、
その場、その場しのぎの姑息的な治療しかできないことです。

女の人に多くて、男の4倍とも5倍とも言われています。

しかも、30代から50代で関節リウマチになる人が多い!
ということも特徴です。
いわゆる、出産と育児の年齢であり、
大変な辛い思いをしながら出産し、
そして子育てをしているのです。

痛みは、24時間消えることはありません。
寝ていても、痛いのです。
ですから、どんなに我慢強い人も時には、
苦虫をかみつぶしたような顔になってしまうのです。

その続く痛みのために、
性格もナーバスになってしまうことが多いです。
24時間痛いのですから、
誰だって、ちょっとした言葉がしゃくに障ることでしょう。
そういう関節リウマチの方の性格のことを、
リウマチ性気質と呼んでいます。

関節リウマチの人は、偏見の目で見られることも多いのです。
それは、家族や周りの人の、
ちょっとした関節リウマチに関する知識の無さから来ています。
偏見は無知から生まれるというこの代表例です。

例えば、関節リウマチのメジャーな特徴の一つに、
「朝のこわばり」という症状があります。

起床時に全身の筋肉がこわばり、
体全体が固まったようになるのです。
その状態が続く時間は、人によって違い、
数十分で動けるようになる人もいれば、
数時間も体を動かすことができない人もいるのです。

少しずつ、少しずつ、体のいろいろな関節を動かし続けることで、
なんとかがんばって起きあがってきているのに、
「朝、なかなか起きてこない」、
「怠けている」と勘違いされ(偏見を受け)、
苦しんでいる関節リウマチの女性がたくさんいるのです。
いわゆる、お嫁さんたちです。

『起きてこない』のではなく、『起きられない!!』のです。


多くの場合、最初は杖なしで歩くことができますが、
関節変形が進むとともに、
少しずつ歩行能力が低下し、
やがて杖を使うようになり、
最終的には車いすとなることもあります。

関節リウマチの人を対象とした福祉住環境整備は、
それら病気の進行を予測して、
その時々に合わせられるように、
「家を進化させる」ための工夫が必要なのです。



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