北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

『川底下村』 おそろいTシャツと、迫力の一線天と。

2015-08-16 21:40:11 | 北京暮らし おでかけ編

金曜日。

北京から車で2時間半ほどの所にある『川底下村』へ行ってきました。

 

市内から車で1時間もすると。

 

 

 

周囲は山。

鉄道が走ってる・・・。

 

 

 

もちろん、ここにも人々の営みがあるわけで。

 

 

 

小さな市場が。

 

それはいいとして、右端のおばちゃんのTシャツに目が釘付け。

美女の写真がど~んとプリントされているそのTシャツを、おばちゃん、どこでゲットした?

 

 

 

どうやらこの近辺には自動車教習所があるようですが、こんなド田舎で教習を受けたところで大丈夫か?

北京市内の交通は無法地帯だぞ!

 

 

 

 

とまあ、そんな車窓からの眺めを楽しみながら2時間半。

 

 

 

 

『川底下村』のチケット売り場に到着。 35元(680円程度)なり~。

 

 

 

 

そこから更に車で進むと、ようやく到着しました。

 

 

 

 

500年の歴史を有する川底下村。

ここからはてくてく、歩いて散策です。

 

 

 

 

正直言いますと、メインの道はすっかり観光地化されていて人気歌手の音楽が大音量で流れていたりしますが、建物自体は昔のまま。

70戸ほどの建物が並ぶ小さな村。

 

 

・・・を闊歩するのは。

 

 

 

 

おそろTシャツの不気味な集団!

 

 

 

 

なっ、何!?

この、おそろTシャツを着たみなさんはっ!!!!!

 

 

 

 

・・・って、観光客ですよね、もちろん。

 

 

 

途中のお土産屋さんとおぼしき店で売ってたTシャツ。

これをおそろで着用した団体さんでした。

 

 

 

・・・にしても中国の団体旅行者はおそろの帽子やらTシャツやらがお好きやな。

(団結感が生まれるやん!と友人は語っていたけど、団体ツアーにそこまで団結力を求めるか?)

 

 

 

 

 

そんな団結力あふれる皆さんを横目に、私たちはひたすら山の方へてくてく、てくてく。

 

 

 

 

小さい村なので、あっという間に村はずれへ。

ここまでは、少しでこぼこした道が続いたというのに、はずれに来た途端。

 

 

 

 

舗装されてますがな。

 

現代の文明に感謝しながら舗装道路を歩く私たちが向かう場所とは。

 

 

 

 

 

自然のままに生い茂る植物で、うっかり見落としそうになった案内板にある『一線天』というところ。

 

 

 

“落石注意”の案内も当然かと思われるごつごつした壁面を眺めつつ、てくてく約1km少々。

 

 

 

 

 

そのカーブを曲がった先にあるもの、それこそが・・・。

 

 

 

 

『一線天』

 

 

 

 

 

岩と岩の間から見える空が、まるで線のように見える。

・・・とのことから、誰が名付けた『一線天』。

 

このエリアに足を踏み入れた瞬間、ひやりとした空気を感じました。

気温、数度は一気に下がった感じ。

 

 

 

 

・・・と、この一線天の出口にはっ!!!

 

 

 

 

 

なっ、何、これ!?

 

 

 

 

 

聞いてないぞ! こんな、おどろおどろしいもんがあるって、聞いてへんぞ!!!!!

 

中をそっと覗くと中途半端に茂った雑草。 そしてどんより流れる空気・・・。

 

 

 

 

 

体感温度がさらに下がったことは否めない。

 

 

 

 

 

 

下がった体温を上げるべく。

 

 

 

 

 

もぐもぐタ~イム!!!

 

 

 

 

そして再び。

 

 

 

 

一線天を通り抜け、元来た道を戻ります。

 

 

 

 

 

なかなか迫力のあるスポット。

 

 

 

・・・なのですが。

 

 

 

 

・・・落書き?

 

としか思えない『一線天』の文字。

 

 

すごいのかそうでないのか、よくわからない郊外のスポットめぐりでありました。

次回は『川底下村』の詳細をお届けします。