昨夜の雨が、北京のあんな汚染やこんな汚染をごっそり流しきってくれたおかげで・・・。
めっちゃ、快晴!
・・・・・で、どうしましょ?
こんな空気のいい日を前にすると、おたおたしてしまいます。
そこで今日は、写真にもうつっているマンション向かいの公園へGO。
こじんまりとした公園だけど、
緑てんこもり。 風も適度に吹いてそれはそれは心地いい!
中国の公園と言えば、こんな風に太極拳をはじめ歌にダンス、楽器などなど皆さん思い思いの趣味にいそしんでいる場所。
公園に行く度に、「いつか私も公園デビューするぞ・・・」と心に誓っていたのでした。
そして今日。
遂に!
公園 二胡デビュー!!!
・・・と、準備をし始めた途端。
やってきたのは、祖父と孫娘と思われる2人。
子供のころ習っていたというおじいちゃんと、もじもじしてる女の子。
実は公園デビューしたくてうずうずしていたにもかかわらずなかなか思い切れなかったのは、また、
「ナニ人? え? 日本人?」
みたいなやり取りになったら嫌だなあと警戒していたから。
なので今日は、もしかしたらすっごく嫌な思いをするかもしれないと言い聞かせて公園に向かったのです。
が、意外にも優しく声をかけてもらって、内心ほっ・・・・・。
ところで二胡の音って結構大きいので、最初は恐る恐る・・・という感じだったけど、ちょっと離れたところでドデカいホルンを演奏している兄さんがいたので、音に関しては問題ないやろ・・・と練習開始。
すると今度は・・・。
公園清掃のおじちゃん達が向こうの方からやって来て。
ぐっ!と親指立ててにっこり。
私もにっこり。
さて、二胡試験の課題曲の中には、お母さんが子供に歌って聞かせる童謡のような曲が含まれているのだけど、それを弾いていた時のこと。
ふと気配を感じて振り向くと。
お母さん、歌ってますがな。
(子供は“箱”としか言いようのない入れ物に入っていた)
ま、そんな人もいたけれど大半は、私が二胡を弾こうが何をしようが全くお構いなしという感じ。
公園デビューを躊躇していると北京人の友人に話したところ、「ぜ~んぜん問題なし!」と言ってくれたけど、確かにその通りでした。
そんなわけで、緑に囲まれた気持ちのいいベンチで練習することしばし。
すっかり自分の世界に浸っていたその時!!!
・・・・・んぎゃっ!!!!!
頭の上から枝が落ちてきやがった!
あ~、びっくりした。 ほんま、かなりびっくりした。
公園二胡ではこういうアクシデントがあるのですね。
気が付くと最初は日陰になっていたベンチも。
直射日光がっつり。
1時間後には完全に日向になってしまいました。
暑さに耐えられないので、それではそろそろ帰りましょう。