9月10日。
この日も朝からキバタンを探しに、お好みだというパンを片手にホテルを出発。
「ぼげぇぇぇっ!!!」
すぐ近くのハイドパークには、豪快に水を吐き出す亀がいた。
そこから、ロイヤルボタニカルガーデンへ。
これだけ素晴らしい植物園が、なんと無料!
海にも面していて、シドニーで暮らしていたら毎日お散歩したくなる素晴らしいスポットです。
さて。
朝から歩き回ったにもかかわらずキバタンには遭遇できず。
ならば観光しましょっか・・・と、向かった先は。
オペラハウス。
オペラハウス内を案内してくれるという"オペラハウスツアー"に参加してみました。
説明を聞くと、ますますその構造の奥深さがわかるオペラハウス。
たとえば、この窓ガラス。
外に向かって斜めにはりだしていますが、これは外の景色を見る時に自分の姿がガラスに反射して景色の邪魔にならないように・・・という目的。
ご覧の通り、くっきりはっきり、美しい景色が堪能できます。
階段一つ一つ、壁の構造、屋外のシステム・・・。
聞けば聞くほど、その周到な設計に圧倒されます。
では、これからオペラハウス内のコンサートホール内へGO!
なのですが、ここは撮影禁止。
ですが、ここでも設計者の思いを存分に感じ取ることができました。
オペラハウスの表面。
遠くから見ると真っ白なのかと思ったら、こんな風に設計されていたんですね。
汚れ防止とか、反射光が強すぎないようにとか、今回のオペラハウスツアーに参加して初めて知ることがたくさんありました。
ツアー終了後、海岸沿いにそっててくてく。
レストランが並ぶこのエリア。
鳥たちもおこぼれをあずかろうとスタンバイOK!
うっかり美味しいものを手にもっていると。
あっという間に囲まれちゃいます。
そうそう、オーストラリアでは路上パフォーマンスも良く目にしたのですが。
!!!!!
最初、銅像かと思ったら、なんとパフォーマー!!!
お気持ちだけコインをお渡しすると、その姿勢のまま握手してくださいました。
っていうか、この姿勢で!!! すごすぎるわっ!
さて。
これから私はハーバーブリッジを歩いて渡ります。
昨年シドニーに行った友人のアドバイスによると、対岸に渡った方が橋の入り口がわかりやすいとのこと。
そのアドバイスに従って。
列車で反対側にやってきました。
っと、そこには。
中国のシェア自転車!
はるか、南半球シドニーに、私が普段北京で乗っている自転車を目にするとは。
そうそう、対岸で見たかったもののひとつが、こちら。
「あはは~!」
遊園地「ルナパーク」の入り口。
色んな人の旅行記でこの写真を目にして、実際自分で見てみたかったのでした。
それにしても、海辺と言うのは常に風が強い!
身体も冷えてきたので、さくっとハーバーブリッジを渡りましょう。
ハーバーブリッジの上。オペラハウスも遠くに見えます。
ここに限ったことではないのですが、シドニーではジョギングしている人をとにかくたくさん目にしました。
で、このハーバーブリッジ上でもたくさん遭遇したのですが、その中で。
ビジネスマン!
スーツ姿で橋の向こうへ。
ここが通勤路なのかしら?
風は強いけれど、とにかく向こう岸にわたるしかない・・・と、てくてく、てくてく。
すると突然。
ぐぎゃぁ~!!!!!!!!!ぐぎゃぁ~!!!!!!!!!
けたたましい鳴き声が!
思わず見上げるとそこには。
キバタン~!!!!!
ハーバーブリッジ上にもキバタン! 嬉しくなりますっ!!!
ハーバーブリッジからの眺め。
大型客船から人々の足でもあるフェリーまで忙しく行きかうシドニーの港。
シドニーらしさの一部分だけでも感じることができる、ハーバーブリッジてくてくさんぽなのでした。
この姿勢のままって、どんな筋力っ?
すごすぎる~~~!
そうなんです!!! おじちゃん、ホンモノだったんです!
あまりに微動だにしないので銅像かなと眺めていたのですが、チップを渡した人にはちゃんと手を差し伸べて握手してくださいました。
すごすぎる~!!!!!