青、オレンジ、黄色・・・。 色とりどりの自転車。
中国にお住いの方ならもうおなじみのこれらの自転車。
北京では昨年秋くらいから一気に広まった“シェア自転車”であります。
これがまた、とっても便利!
何が便利って・・・。
(公共の駐輪スペースなら)『乗り捨てOK』!!!
公共の駐輪スペースは結構あちこちにある上に、現状はある程度目につくところなら停めてOKみたいな感じ(規則無視か!?)になってるので、その辺に停めてある自転車を利用し目的地まで着いたら乗り捨て・・・というのがまかり通ってるみたい。
スマホにシェア自転車のアプリをダウンロードし、パスポート写真と顔写真をスマホで送信し、認証されたら登録完了!
デポジット(自転車会社により異なり、黄色い自転車“ofo”の場合は99元(1600円程度))を入金すれば利用OK。
この黄色い自転車の場合は、まず自転車に記載されている番号をチェック。
それをスマホに入力すると、すぐに。
鍵の暗証番号が届きます。
普通のダイヤル式の鍵もあれば。
こんな鍵も。
鍵を開けて自転車を利用し、目的地に着いたら手動で鍵をロック。
スマホ画面で支払いを済ませたら(私の場合はwechatペイ)完了!
便利すぎる・・・。
結構キャンペーンも展開していて、無料期間、無料時間帯などなど。
もともと1時間1元(16円程度)と安いのに、さらに無料キャンペーンとは!
シェア自転車は他にも数社あって、北京でよく目にするのは。
こちらのオレンジ色。
鍵オープンもロックもすべてスマホで。 自分の周辺にある自転車が一目瞭然、しかも予約することで15分間キープOK。
これだけ便利なシステムなので、街のあちこちで自転車を目にするようになったし、先日でかけた五道営でも。
自転車で胡同めぐり。
こちらも。
・・・と、便利な点だけを書きましたが、乗り捨てOKとなるともちろん問題も生じるわけです。
ちゃんと規則にある公共スペースに置かない人も多いので。
こんな風に自転車を回収して周る車が対応しきれるのかどうか。
一方、先日乗ろうとした自転車は。
ペダルがない~!!!!!
修理が必要な自転車はすぐにスマホで連絡することができますが、果たして修理が追いつくのかどうか。
放置自転車の山がすでに問題になっているし、悪意のある利用者がいるのも事実。
利益が出ず突然終了! デポジットが返却されない~!なんてことも考えられるし・・・。
今後どうなっていくのかわからないシェア自転車だけど。
利用者もちゃんとルールを守って使えば、実に便利なシステムです!