北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

北京のバスは寒い! そして、音楽が・・・?

2013-12-27 19:24:46 | 北京暮らし いろいろ

 

すっかり氷点下の北京。

 

 

 

河も凍っております。

 

 

 

そんな寒い冬。 何が辛いって。

 

 

 

 

ひたすらバスを待つ時間。

 

 

 

ここは始発の駅。

日本だったら恐らく、バスの中で出発までの時間を待たせてもらえますよね。

 

 

 

だけど、ここは北京。

 

「どうぞどうぞ、車内でお待ちくだされ」

 

なんて気配りはミジンコほどにもなく、更に時刻表も当然ないわけだから、あと何分待たなければいかないかもわからず、ひたすらひたすら寒空の中立ち続けるわけです。

 

 

もしかしてこの国の規則で、乗車は出発する時!みたいな決まりがあるんかと思ったのだけど、たま~に。

 

 

 

 

車内で待たせてくれる人もいて、どうもそうではないらしい。

(とはいえ、電気もつかず、暗くて寒い・・・)

 

 

 

普通に氷点下だったらまだ耐えられるのだけど、風が強くて氷点下なんて日は足元からじわじわと冷気が伝わり、なんだこれ、苦行か?という感じ。

 

 

 

 

先日も。

別の始発駅で待っていたところ、運転手がやって来てバスに乗り込みました。

普通はこのまま出発なので、わ~い! バスに乗るぞ乗るぞ!と思っていたのですが。

 

 

 

なぜか、運転手。

 

 

 

 

バスの中で着替えをはじめやがった。

 

 

 

そういえば、バスに乗り込んだ男はめっちゃ普段着やったな・・・。

だからって。

 

 

 

 

車内で着替えんなよ。

 

 

 

ようやく着替えも済んだようなので、じゃ、バスに乗りましょかと期待したのに、今度は。

 

 

 

お~い、運転手!

どこ行くね~ん!

 

 

 

 

携帯片手にふらふら、ふらふら・・・。

 

 

 

その間、乗客はというと。

 

 

 

 

ひたすら、待つ!!!!!

 

 

 

いつも思うのだけど、ちょっとしたことで大騒ぎするくせに、ことバスに関してはみなさん実に根気強い。

むしろ、時刻表通りきちんと来る交通機関に慣れている私の方が、バスに対して常にイライラしているような・・・。

 

 

 

で、ようやく乗ることが許されたバスは。

 

 

 

 

あ~あ~あ~~~~~。

もっと大事に扱おうよ。

 

 

 

 

 ま、この場合は危険を感じないのだけど。

 

 

 

これ・・・。

 

 

 

 

手すりからなんか出てるっちゅ~ねん。

感電したらどうしてくれる。

 

 

 

とまあ、色々あるバスの車内ですが、先日目にしたのは。

 

 

 

お父さんとちいさい女の子。

 

女の子のためにお父さんが取り出したのは、音楽が流れるおもちゃ。

・・・なんだけど、これがまた。

 

 

 

大音量なんですわ。

 

 

 

め~りさんの羊~、ひっつっじ~、ひっつっじ~!

 

 

 

と愉快な音楽が流れ、ここまでは良かったのですが、どうもおもちゃに不具合があるらしく、なぜかその先のメロディーに進まない。

 

 

 

め~りさんの~♪ め~りさんの~♪  め~りさんの~♪・・・・(エンドレス)

 

 

 

 

車内にはいつまでも、めり~さんが鳴り響いたのでした。

(そしてやはり、誰一人うるさいとも何とも文句を言わないのでした)