中国に来て初めて知った美味しいもののひとつに『きのこ鍋』があります。
文字通り色んな種類のきのこを味わう鍋料理。
前回滞在時からお気に入りのお店『小背楼』へ行ってきました。
『小背楼』 (実際の漢字はちょっと違います)
朝陽区亮馬橋路40号21世紀飯店1階東門
室内にはあちこちにキノコの絵が飾られていて、さらにふと天井を見上げたら。
灯りまで、きのこ柄。
きのこLOVEにもほどがあるぞ!
さて、まずはスープ選び。
5~6種類くらいあったかな?
無難な烏骨鶏スープに決定。
一人一人、小さいマイ鍋でいただきます。
以前は大きなお鍋がど~んと真ん中に出てきたけど、システムが変わったのか・・・。
お鍋以外のお料理もおいしくて、たとえば。
きくらげの和え物。
これがほのか~にピリ辛(だったような・・・)で、うまうま。
さて、次に選ぶのが“タレ”。
日本式と書かれたポン酢風味のものや、胡麻風味、海鮮風味などなど。
中には、「これ、すりおろしたニンニクだけちゃうんっ!?」と突っ込みたくなるようなニンニクがどっかどか入ったタレ(←タレというより、トッピングか)もありましたが、静かに遠慮しておきました。
それではいよいよ、きのこを選びましょう。
とにかく種類が多く、たとえば日本でもメジャーな、
しめじとかまいたけ以外にも、高級な松茸から、見たことも聞いたこともないようなフシギきのこまでいろいろ。
中でも大好きなのは。
こちら。 キヌガサ茸。
このあみあみの部分にた~っぷりスープがしみ込んで。
がぶっといくと、もれなく口中じゅわ~っときのこスープが広がり、大やけどで大惨事になります。
ちなみにこの写真は、以前成都に行った時に食べたきのこ鍋です。
旅先でも食べるくらいの、きのこ鍋好き・・・。
これ以外に、“北京で配布されているフリーペーパー持参の方にはアワビをプレゼント!”などという魅力的な案内があったので、いそいそとフリーペーパーを差し出すと。
あわび、いただきました~!!!!!
・・・・・って、これ。
とこぶし?
いいんです。
あわびもとこぶしも、何が違うんかよくわからんので、美味しくいただきました。
きのこ以外に、もちろんお肉や海鮮のメニューもあるけれど、きのこの旨味をたっぷり味わうためにも是非ともきのこ=メイン、肉=サブでいただきたいきのこ鍋。
この冬の楽しみのひとつです。
・・・とまあ、ここまで散々きのこ、きのこ持ち上げてきましたが、実は。
きのこの山より、たけのこの里派なワタシです。