Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

「はすの花」と「ゆきの花」

2010年10月24日 18時27分55秒 | Weblog
もちろん今日も練習。でもそのうち一時間くらいは、きねちゃんに昔のおもしろ話をしていましたが…。

さて、どちらもシューマン作曲の「はすの花」「ゆきの花」。

はすはご存じのとおりです。その昔、アジアからヨーロッパにやってきた「はす」は、お釈迦様の花でもありますし、明け方にひっそり咲くというイメージがあるんでしょうね。ヨーロッパの人にとっては、とっても奥ゆかしい花のイメージの様です。もちろん詩もその通りで、「太陽の光をやりすごし、夜が来るのをまつはす、恋人の月の光でその花を開く。」とっても素敵な曲です。

「ゆきの花」も大好きな曲ですが、この「ゆきの花」日本ではスノードロップと言うそうです。昔はなかったんだけどなぁ…。最近たまに見ますね。

写真を昔の日記に掲載しています。2008.2.23日の日記

自分でとった写真なので、どうぞ見てください。かわいいでしょ!
この花は、2月に咲くんです。他のどの花より先に、春が本当に来る前に咲きます。
なので、「昨日雪だったのに、今日は茎の上でつぼみになっている」とか「はやくおいで、ぐずぐずしないで」と、まだ寒さが残る時期に、この花が咲くことで、春を実感したい人たちの気持ちがわかります。みんな春が来ることを夢見て待っているんです。

伴奏はずっと同じ形なのですが、最初は雪がちらほら降っている音→だんだん同じ音なのにゆきの花が林で鳴っている音に変わっている感じがします。かわいいです。

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