今日は急きょ決まった師匠のレッスンでした。
ドイツから帰国して、演奏会。その上、今日は高松から朝一番のバスで三宮、そこから阪神と近鉄の合体した電車で90分乗ったままで西大寺、で、高の原に来てもらいました。(で、さっき、また三宮に向かって去って行った。)
急きょだったのと、師匠の高の原滞在時間を考えると3人がMAXだと思ったので、なっちゃんとS-3さんと私になりました。都合が合わず一旦キャンセルしたレッスンをあえて3人でやったのはS-3さんの希望でもあったので。
で、私はシューベルト(クリスマスで歌う)からエレンと魔王を見てもらいました。
魔王楽しいですわ~!
エレンは1曲目なんですが、昔々やったことのある曲なので、発声が古い癖でどうにも歌いにくい。そこを何度も直してもらいました。直してもらう方向が、今私の向かいたい方向と同じだったので、とてもよくわかりました。
魔王はそのままの声で時々うまくいかない所や、もっと良くできる所を直してもらいました。
ゲーテのこういう詩、特にセリフ劇みたいなものって、ドイツ語がとってもわかりやすいんです。だから、やってて苦じゃない。自分で話す文法と同じ進み方で話が進むので、歌いながらちゃんと感情がついていくのがいいです。
ここ最近言ってもらえてなかった「今の声なら大きな劇場でも使えるよ。」というセリフ。(今のその2秒ほどだけですよ。)今日は何度がいってもらえましたし、「それ、歌手のような声だよ。」・・・「ような」って・・・。((+_+))
最大限のほめ言葉ということにしておきましょう。
いつか、「一緒にやろう」って言ってもらえたらいいなぁと思ってますが、はたして間に合うか?
今まで何度もレッスン受けてますが、久しぶりか、はじめてくらい、楽しかったし、自分の声に一瞬、「おお~こんなでかい声が出るのかぁ。」って思うところもあり、集中できました。
頭の中が変わると、レッスンも声も変わる。おもしろかったです。
で、ご褒美ほしい~お腹すいた~ということで、
ウィーンでよく食べたメルシーを298円で買い、
お昼抜きでレッスンだったので、晩御飯はタスマニア牛肉ですき焼にします。
(実は、毎日楽しいけど、レッスンだけは別物で、コテンパにやられて、ぼろくそ言われて、イライラカリカリするのかなぁって思ってたんですが、レッスンまでうまく行くとは思ってもみませんでした!)