Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

ウィーン郊外でワイン収穫祭&ウィーン歌曲コンサート

2012年11月11日 20時43分29秒 | Weblog
今日は長いですよ。


朝からユタの家に行き、9歳の子供をつれ、
ドイツ語学校のここちゃんという日本人と一緒に、
ウィーン郊外のペルヒトルツドルフという村に行ってきました。

ワイン祭りが今日で590回だったか950回だったか、
ユネスコの文化遺産にもなっているそうです。


行進が始まって、この樽に今年のワインが運ばれてきます。
あとで、試飲の振る舞いがありました。

この村は歌の人ならしっているフーゴ・ヴォルフが住んでいたことでも有名です。
後でホイリゲに行ったのですが、ワインも質も高くてよかったです。
お祭りでどのホイリゲも満席だったのですが、運よく相席で座れました!



男の子がかわいいねぇ。
胸に飾っている葉っぱのモチーフを売って、祭りの資金にしているみたいです。
私も一つ買いました。


今日はその後、市庁舎のホールでウィーン歌曲のコンサートがありました。


中の島の公会堂みたいな感じのところに、おばあちゃんばかりが、800人くらいかなぁ。もちろん日本人どころか、東洋人、いや、オーストリア人以外は私だけ?

日本でいうところの、綾小路きみまろみたいな人あり、クラシックからウィーン歌曲に変更した人あり、歌謡曲のウィーン歌曲の人、ブルグ劇場の俳優さんで歌える人、などなどいろいろなウィーン歌曲を聞きました。

なんと3時から始まって、休憩はさんで7時終了。
ワーグナーのオペラ並みの長時間。

きみまろのジョークはまったくわからんし、知ってる曲も3曲だけ。
まぁ、奥が深いですわ。

今日は会場で、この前の試飲会で知り合った女性と待ち合わせをして、
休憩時間などに説明をお願いしたのですが、あまりにわからん部分が多すぎて困りました。一つだけ、俳優ハンスモーザーのジョークを司会者が言ったので、
それを聞いたら、「ワイン虫」という有名な曲(私が今一番歌いたいと思っている曲)を、何千回と歌っているハンスモーザー。同じように「こうもり」のフロッシュも何度もやっていたのですが、最後の公演で歌のセリフがわからなくなったそうです。ピアニストに「なんだった?」と聞いたら「わからん」と言われたので、「わからん」からスタートして歌いだしたという…。

会場内のおばあちゃんは大笑いだったんですけどねぇ。

笑いが「こうもり」などオペレッタの笑いとまったく違う。
漫才や漫談を見たときの笑いですよこれは!

さて、司会のおじさん、ペーター・ラップという人で、
テレビによく出ている有名人です。

ほかにも歌手や俳優みんな、まわりのおばあさんが「キャー」という感じの
ため息を出すくらいの人も!
なんにもわからなかったけど、おもしろかったです。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする