Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

フォルクス初の試み?

2012年11月06日 21時34分18秒 | Weblog
今帰ってきました。

フォルクスの今日の出し物?は、なんと歌曲のコンサートでした!
初めての試みではないかな?と思うのですが、
まだ若手だけど、もうベテランと言っていいでしょう歌手4名が、
歌曲と二重唱・四重唱を舞台ではなく、フォルクス2階のカンティーネ(休憩時間にみんながコーヒーを飲むところ)で演奏会。

曲目は、ブラームスが中心で、
なんともうすぐウィーンに来るきねちゃんが練習している曲ばかり!
ああ、聞かせてあげたかった。
この前よりこさんが苦労して歌ったゴンドラの歌もテノールがきれいに歌っていました。

後半は同じくブラームスのジプシーの歌を4人で。

カンティーネなので、今日の客さんは50人以下。
なのに、舞台が仕組んであって、ピアノは交渉したのかな?宣伝つきだったので、
借りてきたんだと思います。
で、公演後に「みなさんにシャンペンを1杯プレゼントします」と司会者の歌手の人が言っていたので、太っ腹です。チケットの値段を考えると、まったく儲けがありません。

誰が言いだしっぺなんだろう?
フォルクスの歌手だけどリートが歌いたいね!だったのか、
今日は公演がない日だから、なんかしようよ!だったのか、
どちらにしても、こういう演奏会大好きです。

1列目に座って、じっくり聞かせて、そして観察させてもらいました。
ソプラノの人は、まるでお人形のようだし、
テノールの人は、若き日の江木俊夫をオーストリア人にした感じ。
アルトの人は緊張から楽譜を持つ手が震え、あっという間に白い肌が真っ赤になった。
バリトンさんは昨日から調子が悪いといいながらしっかり歌っている。

そして、なにより驚いたのが、
「フォルクスの照明はいつも白」と思っていたけど、
白なんじゃなくて、一つの照明の丸の中に、赤と緑と青が10個ずつ入って白に見えるだけだということが今日初めてわかりました。これが実は一番の驚きでした。だって日本でみたことないもん。

今日のコンサートを聞いて、やっぱり発声を少し考え直さないといけないなぁと実感。
どうしても日本のまったく響きのない場所に慣れてしまっている感じがします。
だからと言ってこの発声で日本の舞台で歌っても聞こえないんじゃないか?と心配もあり。

ああ、どうしましょう!
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ネギ買いました

2012年11月06日 18時24分56秒 | Weblog


ネギです。リンゴと比較すると大きいでしょ。
きゅうりもこの大きさです。ちなみにズッキーニも。

大味なんだろうなぁと思うときゅうりはまだ手がでません。
それに夏の野菜だし…。

さて、今日の一日がこれからの普通の一日になるんだろうなぁという
感じの時間割だったので、それをご紹介。

8時起床。
ごはん・ドイツ語の宿題1時間・シャワー・化粧・洗濯など。
ごはんはここでしっかり食べておかないと、次がいつになるかわからないので、
朝から肉を食べたりします。
ここまでやって11時。

11時過ぎに出かけます。
12時~1時半まで木暮さんの別宅で練習。

移動して2時からドイツ語。
移動の間に時間があれば、スーパーでパンに何か挟んでもらい、
ドイツ語学校の給湯室で5分ほどで食べます。
ドイツ語が終わるのが5時すぎ。

買い物して帰宅したら6時。
かるくパンを食べて、
今日は7時半からフォルクスオパー。
ロビーコンサートみたいですが、まだ何かわかりません。

帰宅は10時~10時半ごろ。
国立歌劇場なら11時前。
それからは何もする気がないので、寝ます。

意外と忙しい。
でも、家の近くにワイン屋みつけた。ここは一度行きたいなぁ。
ドイツ語の帰りにちょっと寄りたいところです。

ほかにも、まだ家の近くになにがあるかわからないので、
毎回違う道を通って、違う乗り物で動いています。
交通の便はすごくいいのですが、なにしろまだ迷います。

そうそう、目が大きくなりました!
木津駅なら半眼であるけますが、
ここは何が周りにあるのかよく見て歩かないと、
気が付いたら犬のフ○を踏んでいる可能性がありますし、
近くのおじさんたちがまだちょっとでかくて怖いのと、
お店探検、駅の探検をしながら歩いているので、
朝いちばんエレベーターに移る自分の顔の目が大きい。

それに気合い入れないと、エレベーターのドアひとつあけるにも、
全体重をかけて押さないと開いてくれない。
市電もよく揺れるのでしっかりしてないとこける。
京阪電車の技術を取り入れてくれ~と思う。

でも、夕方、建物の2階や3階の窓を見上げると、
シャンデリアに明かりがつき、とても雰囲気がいいです。
市電から見える国立歌劇場、王宮の建物、
そろそろクリスマス市の開店準備をしている市役所前。
こんな町で育ったら、そりゃ、東京についたら悲鳴を上げること間違いないです。

じゃ、フォルクス行ってきます。
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