昨日今日と、ほとんど家から出ずにいるのですが、それでもテレビで充分ウィーンが学べてしまいます。
思っている以上に昔の映画の放送が多いのです。ちょうど白黒~カラーに変わるか変わらないかの時代です。
先週は、大好きなイタリア白黒映画「ドン・カミッロ」シリーズをやっていました。これはあるめっちゃおもろい神父さんのお話なんですが、面白いのに泣ける。
短いこの期間にまた見る機会があって本当にうれしかったです。
昨日は、大好きなウィーンの俳優さんハンス・モーザーが出ている映画でした。主役ではありませんでしたが、その陽気なキャラクターを存分にだしていました。彼のよたったウィーン訛りが大好きです。
そして今日は、「プラターにまた花が咲く」という有名なウィーン歌曲のタイトルがつく映画でした。お話はウィーンが舞台の、ペーター・フェルディナント公と、高官の娘の恋物語ですが、舞台の絵の中に、プラターの春、ルストというプラターの奥にあるカフェにたくさんの人が(ドレスにつばの広い帽子で!)コーヒータイムを楽しんでいる様子(私が行ったときには閉まっていた)、ホテルザッハーの当時の様子や、ホイリゲの様子などが描かれています。
その昔、コンセルバトリウムのリートの授業で先生が、「この歌はこの絵を見るといいよ」と、なんかの詩集の絵を見せてくれたりしていました。その時はなんでその絵を見るといいのかよくわかりませんでしたが、今は、こういう映画や、美術館の絵で、その時代を知るのにとってもいいということがよくわかります。
その上、そのテーマソングが私の歌いたいウィーン歌曲なんですから、いうことはありません。そして映画そのものの音楽も作曲家のシュトルツ自身が手がけています。(映画は歌詞なしで音楽だけでしたが、もしかしたら歌より映画が先かもしれませんね)
で、日本ではウィーン映画といえば「第三の男」だけなんですよね。他にももっといい映画がたくさんあるのに、放送してくれない。そのぶんたくさん見て帰ります。
あらすじ(ORFのテレビプログラムから抜粋)(いつか訳します)
IM PRATER BLÜH'N WIEDER DIE BÄUMEAuf dem Weg ins Hotel Sacher verliebt sich Erzherzog Peter Ferdinand in die junge Hofratstochter Lixie. Diese aber hat nur den Klavierlehrer Toni im Kopf. Durch die Bekanntschaft zum Erzherzog erhofft sich Lixie die lang ersehnte Protektion, um Toni eine Stelle an der Hofoper zu verschaffen. Der gemeinsame Abend mit Peter Ferdinand im Separee entwickelt sich jedoch zu einem handfesten Skandal.
Johanna Matz (Lixie)
Gerhard Riedmann (Peter Ferdinand)
Theo Lingen (Schindler)
Marte Harell (Fr. Sacher)
Nina Sandt (Mizzie)
Regie Hans Wolff
Drehbuch Juliane Kay
Kamera Willi Sohm
Musik Robert Stolz
Story Rudolf Österreicher ・ Siegfried Geyer
思っている以上に昔の映画の放送が多いのです。ちょうど白黒~カラーに変わるか変わらないかの時代です。
先週は、大好きなイタリア白黒映画「ドン・カミッロ」シリーズをやっていました。これはあるめっちゃおもろい神父さんのお話なんですが、面白いのに泣ける。
短いこの期間にまた見る機会があって本当にうれしかったです。
昨日は、大好きなウィーンの俳優さんハンス・モーザーが出ている映画でした。主役ではありませんでしたが、その陽気なキャラクターを存分にだしていました。彼のよたったウィーン訛りが大好きです。
そして今日は、「プラターにまた花が咲く」という有名なウィーン歌曲のタイトルがつく映画でした。お話はウィーンが舞台の、ペーター・フェルディナント公と、高官の娘の恋物語ですが、舞台の絵の中に、プラターの春、ルストというプラターの奥にあるカフェにたくさんの人が(ドレスにつばの広い帽子で!)コーヒータイムを楽しんでいる様子(私が行ったときには閉まっていた)、ホテルザッハーの当時の様子や、ホイリゲの様子などが描かれています。
その昔、コンセルバトリウムのリートの授業で先生が、「この歌はこの絵を見るといいよ」と、なんかの詩集の絵を見せてくれたりしていました。その時はなんでその絵を見るといいのかよくわかりませんでしたが、今は、こういう映画や、美術館の絵で、その時代を知るのにとってもいいということがよくわかります。
その上、そのテーマソングが私の歌いたいウィーン歌曲なんですから、いうことはありません。そして映画そのものの音楽も作曲家のシュトルツ自身が手がけています。(映画は歌詞なしで音楽だけでしたが、もしかしたら歌より映画が先かもしれませんね)
で、日本ではウィーン映画といえば「第三の男」だけなんですよね。他にももっといい映画がたくさんあるのに、放送してくれない。そのぶんたくさん見て帰ります。
あらすじ(ORFのテレビプログラムから抜粋)(いつか訳します)
IM PRATER BLÜH'N WIEDER DIE BÄUMEAuf dem Weg ins Hotel Sacher verliebt sich Erzherzog Peter Ferdinand in die junge Hofratstochter Lixie. Diese aber hat nur den Klavierlehrer Toni im Kopf. Durch die Bekanntschaft zum Erzherzog erhofft sich Lixie die lang ersehnte Protektion, um Toni eine Stelle an der Hofoper zu verschaffen. Der gemeinsame Abend mit Peter Ferdinand im Separee entwickelt sich jedoch zu einem handfesten Skandal.
Johanna Matz (Lixie)
Gerhard Riedmann (Peter Ferdinand)
Theo Lingen (Schindler)
Marte Harell (Fr. Sacher)
Nina Sandt (Mizzie)
Regie Hans Wolff
Drehbuch Juliane Kay
Kamera Willi Sohm
Musik Robert Stolz
Story Rudolf Österreicher ・ Siegfried Geyer