Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

サウンドオブミュージックつづき・・・続かない!

2005年06月04日 10時03分29秒 | Weblog
ウィーンへの奨学金は1年間だけだったので、その後は自分で生活費を稼がねばならず、おみやげ屋の店員に始まり、ベビーシッター、ガイド、教会ミサのソリストや合唱のエキストラ、簡単な通訳などなどいろいろしました。

その中でガイド(本当は免許がないので空港へのトランスファーが多かったですけど)をやっていると、ザルツブルグへもお客さんをつれていくことが何度かありました。バスでザルツブルグへ向かうときは、かならず昨日のヴォルフガング湖へ寄り道します。そして昼食を食べるところが湖に面した「白馬亭」という旅籠(旅館)なんです。ここの名物は「焼き鱒のレモンバターソース」美味しいんですけど、骨が多くて・・・

ところで明日のオペラ「あまんじゃくとうりこひめ」の前に行われる、ガラコンサートで、私はこの「白馬亭」を舞台にしたオペレッタから1曲歌います。女主人と、やとわれのホテルを切り盛りしている男性(こういうのってなんて言う職名なんだっけ?)のドタバタ恋愛物なんですが、映画にもなったのでヨーロッパではとても有名なんですよ!まだ若い女主人が、いつまでたってもまじめすぎてこっちを向かない彼に(彼はベルリンから来たお客の金持ちの方が彼女には合っていると思っている)「人それぞれの音楽があるでしょうが、私はウィーンのワルツがいいわ。そのメロディーは歌っているでしょう、私はあなたが!一番だって」と歌います。つまり「ベルリン」じゃあ、固くってイヤダワって言う意味でしょうか?
とってもかわいいワルツの曲です。ぜひお楽しみ下さい!

ああ、山の話が・・・それはまた明日・・・・(いつまで引っぱるんでしょう?)

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする