Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

放課後の校庭

2015-03-20 | 想い・雑感
放課後の校庭
生徒たちが
クラブ活動をしたり
友達と遊んだり
緩やかな時間が流れている

私もただ夢中に過ごした
放課後の時間
今でもあの幸せな感覚が
蘇ってくる

既に何十年もの時が過ぎたなんて
信じ難い

どんなに長生きしても
人生はきっと
瞬く間に過ぎゆく
夢の如き風景に見えるのであろう

逃げない

2015-03-19 | 想い・雑感
内科に通院中であった患者さんが
主治医に胃の不調を訴えた

内視鏡検査その他が行われたが
特に異常は認められなかった

それでも症状は持続している

胃酸の分泌を抑える薬
胃腸の動きを良くする薬
胃粘膜を護る薬などなどを処方されたが
症状が取れない

そこである漢方薬を勧めた
しばらくして主治医から
すっかり良くなったとの
報告をいただいた

漢方薬を利用すると
はっきりした異常はないけど
症状の訴えがあるというとき
逃げずに向き合える
そして患者さんの症状が
楽になれば
万々歳である

患者者さんと向き合う医療を
目指すことができる

生気

2015-03-17 | 想い・雑感
庭の桜
当然花屋はつけていないが
花や葉はつけていないが
全体から
エネルギーがあふれ出してきている
というような印象を受ける

体内に
生気が満ちてきているのだろう

枝先をよく見ると
蕾のつぼみ
と言った風情の膨らみが
わずかながら
大きくなってきているようだ

なんとなくそわそわする
そんな季節がやってきた

人知れず

2015-03-16 | 想い・雑感
近くの山を見上げると
豊かなグラデーションを見せながらも
緑を基調とした色彩である

桜や藤が
どこにいるのかわからないが

花をつけ
美しい色調で
居場所を教えてくれる季節も
すぐそこである

人が見ているか否かに関わらず
己の生を保ち
時が来れば花を咲かせる

淡々と生きる

緩和化学療法

2015-03-16 | 想い・雑感
抗がん剤による治療に関して
メディアで取り上げられるときには
かなり辛い治療をを
対象とすることが多い

そのためか
抗がん剤治療と聞いただけで
拒絶反応示す方もおられるが
胃がんに対する治療の場合は
日常生活を送りながら治療を継続できる
といった場合がほとんどなので
主治医とよく相談した上で
また説明を聞いた上で
治療を受けるかどうか考えた方が良い



食事摂取不良と紹介されてきた
超高齢の方は
手術不能の進行胃がんであった
少な目の量で抗ガン剤治療を
開始した

3コースを終える頃には
食事もかなりできるようになり
検査でも腫瘍が少し小さくなっている

薬剤による副作用などは無く
症状の緩和につながったわけである

このようなことは
決して稀なことではない
抗ガン剤治療も
捨てたものではないのである


冷静さ

2015-03-11 | 想い・雑感
心は
様々な要因で
刻一刻と変化する

常に
穏やかな心を保つことは
とてもむつかしい

術中に
冷静でいる自信は
そこそこあるけれど

日常の中で
常に心を乱さぬ自信はない

自身を高める道に
限りはない

笑顔

2015-03-04 | 想い・雑感
病床を訪れれば
穏やかな笑顔を見せてくれる
90代の女性

その笑顔は
長い人生行路の積み重ねの上にある

この方に見つかった胃癌に対する治療を
強く希望される息子さんに後押しされ
かなり少なめの抗がん剤の使用を開始した

病勢を食い止める効果はあるようで
すぐに食べられなくなるとの予想に反し
状態は安定していた

ところが息子さんが急逝された
倒れてから10日程度での旅立ちだったという

お通夜から葬儀にかけて
外泊できるように準備したが
2時間程度の外出で帰院された

どんな表情になっているかと覗いてみたが
やはり変わらぬ笑顔を見せてくれた

あとでご家族にお聞きすると
帰宅時には号泣し大変だったとのこと

深い悲しみを
いくつも乗り越えてきたからこそ
表出できる笑顔なのだろう

鴨の川流れ

2015-03-02 | 想い・雑感
自転車通勤の際
5~600m川沿いに走るところがある

橋のところで信号待ちをしていると
川面を茶色っぽいものが流れていく

見ると鴨が
早瀬のところで
完全に流れに身をまかせて移動している

それも2羽

川くだりを楽しんでいる風情で
一羽は少し下流のよどみで毛づくろいをはじめ
もう一羽はさらに下流まで流れえさ探しを始めた

足を動かして進む水鳥はよく見かけるが
これほど流れに乗って移動していく姿ははじめて見た


2015-03-01 | 想い・雑感
数年ぶりに歯医者さんに行った

歯間ブラシの意味すら分からなかった時代は過ぎ
明らかな隙間が出現し

生き生きしていた歯肉は
張りや高さを失ってきている

これはいかんなぁ…

ということで同級生の歯科へ

咬合良好 
明らかな虫歯なし 
少しの歯石 
歯周ポケットの深さ合格

それでは少し歯石の除去だけしておこう

とのお達しで
歯科技工士さんのお出まし
少しという割に
ドリル音がうなり
20分にもわたる歯石除去

歯の治療ではないのだが
やはりドリル音を聞くと
首筋から肩にかけて緊張が走る

しかし次回は1~2年後でいいよ
ということでほっとした

一般人でも
やはり歯はいのちですから
(芸能人は歯が命…というCMがありました)