昨夜お風呂から上がって、アイスクリームを片手にテレビを付けたら、「ブラタモリ」
という番組を放映していて「沼田」という言葉が耳に入ってきた。
「えッ、沼田?割に近い過去に通過した町だ」
昨年10月中旬、吹割の滝を見に行ったとき通過した町だとすぐ思いだした。
東京から新幹線で上毛高原まで行き、そこからバスに乗った。その時バスは沼田駅に
立ち寄り沼田の街中を経て 吹き割れに向かった。河岸段丘になっていて駅からかなり
の勾配で丘の上に登る。街道筋に大きな赤い天狗か飾られていてお祭りに使うという。
真田信幸の居城だったところである。翌日老神温泉の旅館のマイクロで沼田まで送って
もらい、高崎に向かった。小さな駅だった。
今年の大河ドラマが真田だからというわけではないのだが、昨年6月末、「しなの鉄道
ろくもん」の切符が取れて長野へ出向き上田に立ち寄ったとき上田の町が赤一色
だったのに驚いた。ろくもん銭ののぼりがはためいていた。
「ああ、来年は真田丸か」と改めて認識して、別所温泉まで足を延ばし1泊した。
地元のタクシーは舞台が上田ではなく関が原や大阪になると悔しがっていたけれど。
地元は決まるとすぐに宣伝するらしく、以前会津若松に桜を見に行ったときも
NHKの大河ドラマの舞台になるとのぼりがはためいていたっけ。
地元は観光客を呼び込もうと必死である。
日本国中旅され、数多い記憶の中からTV番組を
きっかけにこれほど詳しくお話を展開されている事に驚きました。
頭の中で、どの様に整理されているのか覗き見したくなりました。
最近、大河ドラマには興味が無いので分かりませんが、
地元にとっては救世主のようなものなんでしょうね。
それはそれで、公共放送と地元一体型のドラマということで
良い事なんでしょうが、観光客にとってはさり気無く迎えて欲しいですよね。
大河ドラマは1年間続くので、舞台になった土地では何とかこの機会にお客を呼び込みたいと懸命なのでしょうね。
NHKには次のドラマの候補地にぜひと売り込むところもあると聞いたことがあります。
すぐ熱が冷めて観光客の訪れが長続きしているのかどうかは疑問ですが。
おととしは12回旅をしましたから月の数より多くなりましたが、昨年はそんなに行きませんでした。
だんだん体力的に無理になってきているのを感じます。
47都道府県、佐渡、隠岐、沖縄の島々はもちろん五島、礼文利尻、八丈島など行きにくいところへもかなり行きましたが壱岐にはまだ行ったことがありません。
不便なところのようなので自力で行くのは日数がかかりそうです。
テレビや新聞で嘗遊の土地が出てくるといろいろ思い出されて懐かしくなります。
自分で計画を立てますからなおさら忘れられません。
「悲しみ抱えて北へ旅する女」だと演歌になりますがセンチメンタルジャーニーはしたことがなく、いつもワクワクの旅ばかりです。