ナイアガラの滝はエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川の落差で見られる滝だ。
高さはそんなに無いけれど幅が広い。(とは言えかなりの落差はある)
それを「霧の乙女号」という船や展望台から眺める。
船でかっぱを着てしぶきに濡れながら滝つぼまで行く。
日本のナイアガラといわれる吹割の滝は落差が小さいので壮観さはない。
それに川に落ちた人がいたということで岸の近くまで立ち寄ることができないので
上から下へ落ちる落差が実感できない。
初めて行った吹割の滝は紅葉が始まっていて自然に囲まれた川の流れは素晴らしかっ
た。初めからカナダとアメリカ国境にあるナイアガラと比べるところに無理がある。
規模が違うのだ。
老神温泉の「伍楼閣」から滝近くまでお迎えに来てもらって山深い温泉を堪能した。
マイタケの産地で乾燥マイタケなども売っていた。料理もキノコ料理がたくさん出た。
翌日は義妹が伊香保の石段を見たことがないということで伊香保へ直行するつもりで
いたところ、富岡製糸場が水曜日休みだと気づいて、急きょ富岡へ行くことにして
高崎からタクシーで製糸場へ向かった。途中運転手さんが白衣観音と達磨寺へ立ち寄っ
てくれた。製糸場はバスツアーの人たちで混み合っていた。正面入り口の前は狭いので
混雑してタクシーは乗客を降ろすのがやっと。ほかで待機していて見学が終わったら
電話することになっている。
渋川まで戻って渋川から伊香保へ。旅館到着が5時半と遅くなってしまったが
予定変更で仕方がない。
翌日、その日行く予定だった製糸場を前日見てしまったので、迷ったけれど「こう
なったらついでに前橋で ぐんま花燃ゆドラマ館 でも見て帰ろう」と前橋まで行き、
また高崎まで戻って新幹線を乗り継いで帰宅した。
前橋は県庁所在地だけれど新幹線が通らないので高崎に人口も街の賑わいも負けている
とタクシードライバーが言っていた。市役所の建設では対抗意識を燃やして建てたそうだ。
こうして気ままな2人旅は終わった。楽しい旅だった。
2軒の旅館から送った荷物が先ほど届いて今洗濯機が回っている。
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