今日は夫の11回目の祥月命日。
朝一番にお花を買いに行ってお墓参りをしてきた。
今でも恋人だった時のように抱きしめてほしいと思うときがある。
しっかり者と人の目には映っているようだけれど、わたくしにも
弱気になるときだってあるのだ。
「永すぎた春」だった。なかなか踏ん切りがつかなかったわたくしに
責任がある。彼は忍耐強く待ってくれた。********
奥様との性格の違いが年齢とともに増してきたとはがきに書いてくる
高校時代からの友人がいる。ばかばかしい、相手になんかできない。
返事は出さない。
そうかと思えば亡くなったご主人に生前放っておかれたと嘆いて
電話してくる先輩もいる。今頃何よ!そんなこと知らないったら!!
自分の連れ合いへの不満を他人に愚痴るのは見苦しい。
毎月食事会をしている仲間たちは奥様自慢が多い。
「いい加減にしてよ」と言いながら心地よく聞く。
どうせなら明るい話がいい。楽しく生きたいと思う。
旅先の病院で付き添っていたころに書いていたブログは一旦閉めたのですけれど、その後新たに書き始めたときタイトルをそのまま使うことにしました。
まだ、「いったい どうして こんなことになってしまったのか」という気持ちが残っていましたから。
11年。そろそろタイトルの変え時かなあ。
「どうして?」って言われても彼だってきっと「どうしてだろう?」としか答えられないに違いないもの。
茉那さんが言う”永すぎた春”が、タイトルの「あなた いったい どうして・・・・・・」の
呼びかけに答えるご主人のお気持ちだったりして・・・
👇
(君を待つのが僕の使命なんだよ。ゆっくりしておいで)
やっぱり彼は忍耐強い。。。
茉那さんの心の中にはいつでも生きていらっしゃるのでしょ。
秋だなぁ~、感傷的になってしまった。(*´з`)