朝刊に「ウクライナ侵攻1年」に関する
記事でエジプトが深刻な食糧危機に
陥っている現状が載っていた。
トウモロコシや大豆、小麦などのほぼ
全量を輸入に頼っている。
主にウクライナからの輸入で小麦は
ロシアからも輸入してきた。
養鶏場は立ち行かなくなり鶏がエジプト
から消えてしまうことになった。
日本も鳥インフルエンザの影響もあって
たまごが高騰している。
ケニアでも肥料の高騰で農業を諦める
農家が増え、自らの食料にも事欠くと
いう。
日本も食料の自給率が低く輸入に頼って
いるので食料品の値上げが続く。
世界のどこかで一旦緩急あれば直ちに我々
庶民の生活に響く。
もう少し自給率が上がるように国が
手を打つべきではないか。
食料だけではない。
資源の少ない日本は輸入に頼るしかない
けれど半導体までが不足して物が作れ
ないような事態にならないように
国も経済界も考えてほしい。
コロナが始まった当初マスクまで日本製
がなかったことに愕然とした。
エジプト旅行をしたときに接した当地の
人々は陽気で親切だった。
やや長い旅だったがナイル川下りの
寄港地でであった彼らはなぜか日本人
を見ると「バザールでござる」と声を
かけていた。
ラマダーンの断食の時期に行ったけれど
我々のためにおいしい料理を作ってくれ、
ルームまでおいしいコーヒーを運んで
くれた。
日本のボールペンを欲しがっていた
陽気な彼らもコロナの影響を受けて
観光客が減っていたという。
コロナという疫病もだが、何より
他国に侵入した戦争を憎む。
その時買ってきたパピルスと香水入れ
