曽根坂の一里塚跡から旧道だったと聞いている小路を上っていく。
強烈もいいとこの激坂であるがアウター縛りを破らず歯を食いしばって渾身の力を発揮し上りきった・・
嘘じゃありませんよ。インナーに落とす暇も無く失速、足を付いてしまいそのまま押して歩いたのであります。
右上写真が失速地点。いやあ初立ちゴケをするところでありました。咄嗟にクリート外せた俺様って凄げぇ~^^。
左上の写真のトンネルのような場所を更に先に行くのが旧道らしいが、直ぐに獣道状態で進むのは困難となる。
獣道状となる場所に明治時代の馬頭尊があるが、今回はパスしてトンネル状の上の道を右に迂回して進むのだ。
曽根坂峠(旧峠と言った方が適当かな)に着(13:37/43.7km)。ここを左折して左上写真の道を下っていくのであります。
この道もこの日は凍結してませんでしたが、いつ凍っても不思議ない感じでありました。
下りきって黒谷の街に出て瑞岩寺に寄り道(13:44/45.4km)。せっかくだからじっくり見学であります。
四代欅と記された看板が掛ってました。初代おじいさん、二代おとうさん、三代長男さん、四代お孫さんですって。
長男さん・・・なんか違和感あるなあ。
息子さんの方が良いのではないのか。静かな冬の午後、ケヤキの下で、沈思黙考した訳なのであります。
不動堂の狛犬さんは、にゃんこの伸びみたいなポーズでありますね。
お堂の裏手の崖中腹に不動尊の石仏が眼下の町を見下ろしておりました。
本堂裏の岩山には様々なツツジが群生しており四月中旬にはそれは見事なものらしい。その頃にまた来よう。
R140号に向かって下ると左手遠くに武甲山が見える。もうすぐ熊谷通りと合流であります。
R140号の黒谷に出た時点で時刻は14:15、走行距離は48.4kmなり。
そのまま大野原までとも考えたが、秩父方面へ向かって強風が吹いており、帰路のことを考えて引返すことに決めた。
帰りはR140号に沿って熊谷通りの旧道を探しつつ走るのであります。
和銅温泉の手前辺りで旧往還らしき脇道を右側に見つけ入ってみたのであります。
入口には観音像らしき風化した石仏があり、ちょっと進むと「大みや、四万部」等の文字が見てとれる道標があった^^。
和銅の内田家住宅に寄り道(14:25/49.3km)。茅葺屋根の修理をしておりました。
葺き替え出来る技能を持つ方もほとんどいないと聞いていたが、秩父地方ではこの方一人だとか。
R140号を木毛から206号に入る。
皆野駅近くの街中にある道標。逆行で刻まれた文字が読めないのが悲しい。
更にちょっと走ると民家の石垣に紛れ込むかのように道標が(14:58/52.8km)。
すっかり遅くなった昼飯は親鼻のよしはし食堂でピザうどんを食ってんべぇ(15:10/54.4km)。
黒谷からずっと冷たい乾燥した向かい風の中を走ってきたので熱々の饂飩が旨ぇんだわ。
今のR140号が通る前は親鼻橋はこの店の裏手に掛っていた等の話を伺った。
「のだめカンタービレ」の作者のニノ宮先生は皆野の生まれでしたねえ。いつか皆野が舞台の作品を描くのかしら。
店を出てR140号を走って野上から旧道に入る。
そして野上下郷の「板石塔婆石材採掘遺跡」に行こうとして挫折(15:48/60.8km)。
この道は秩父往還ではないが一度見てみたかった。でもこの日は激坂を上る脚はもう残ってませんでした。
長瀞第二小の裏手山際にある寛保洪水位磨崖標(15:52/61.3km)。岩壁に「水」の文字が刻まれているのであります。
1742年に四昼夜に及ぶ豪雨で荒川が溢れ、ここまで増水したと説明板に記されておりました。
旧道を辿って、西行の戻り橋(16:14/66.8km)など眺めつつ帰宅であります。
総走行距離:94.3km
写真撮影ポイントをかなり減らすことが次回の課題でありますね^^
耳は霜焼けにならないのですか?
ピザうどんには七味ではなく、タバスコをかけるのかしら?
私もまだお目にかかったことないのでいつか調査に行ってみましょう。
後ろのギヤの歯の数は減らしても撮影ポイントを減らすなんてダメです。
特にAKVポタの時は。^^
でも想像できますよ! 失速する様が^m^ あそこは無理そうですね。
「不動堂の狛犬」ここっこれは!
伸びをしているニャンコではありませんよ(キッパリ!)
これは雌豹のポーズです(再度キッパリ!)
耳はいつもむき出しで走行中は痛いのですが不思議と霜やけにならんのであります。
ピザうどんの汁は市販のピザソースとタバスコをトマトジュースに混ぜたような味でした。
乾燥した風を受けて来た唇周りに沁みて沁みて七味なんて絶対無理って感じでしたわ^^
オシャングリ様は知りませんでした。こんな珍奇なブツがあったとは^^
明日時間が余ったら探してみようかしら。
撮影ポイントを減らさないとすると加速度と巡航速度を今の1.2倍くらいに出来るよう鍛えねばかもしれませんね。
次回はAKVインターバルトレポタであります。
普段から縛るのが趣味なチームAの御二人ならイケるかもしれませんよ。
今度ご案内しますからトライしてみて下され^^
これが雌豹のポーズだったのですね・・・今度行ったらムヒョ~とかウヒョ~って歓喜の声を上げねばかしら^^