今シーズンは、気合入れ過ぎて斬新性の原則を無視して無理したせいだろうか。
最後のレースが終わり、気が抜けたら、脚やら腰やらあちこちガタが出てきたんだ。
そんなこんなでレースシーズンオフとなった晩秋の休日、沢渡温泉で骨休めであります^^。
以前は草津への街道で栄え、泉質がアルカリ性(草津は酸性)なので草津帰りに入浴する客で賑わったと聞いた。
いわゆる草津のなおし湯ってやつですな。
夕暮れ時に到着と同時に、晩飯前にふたっ風呂^^。
宿の檜張り大浴場(基本混浴なので撮影は断念)と共同浴場でじんわり温まってコリをほぐした。
沢渡温泉は一浴玉の肌。美人の湯なだけあって、紫外線で傷んだ拙のお肌もスベスベになりましたのよ^^。
温泉の湯を飲むことが出来るのも、この辺りじゃ珍しいかも。焼酎のお湯割りをなさる方もいるのだとか。
月の綺麗な晩でありました。芯から火照った体に夜気が気持ち良かった。
晩飯まで待てずに、旅館のはく製の熊を相手にビールで乾杯! ああ極楽^^。
食事は食堂で頂く。
これって松茸なの? 本物を喰ったのは遥か以前なのでよく判らん^^。
お約束の茶碗蒸しから蕪の炊いたの、鮎の塩焼き、鴨の陶板焼き?、山菜釜飯などなど。
これらを肴にのんびり晩メシを愉しんだのであります。
そして翌朝。早朝からひとっ風呂浴びてから、朝メシ前に近場を散歩であります。
霜が降って寒いけど、静かな遊歩道をのんびり歩けば、なんとも清々しくて気分が良い。
沢渡神社入り口にあった万葉の歌碑。
『さわたりの てこにいゆきあひ あか駒が あかきをはやみ こととはすぎぬ』
「沢渡の手児(若い女性)に行き会いながらも、乗っていた馬の歩みが早いので、言葉も掛けずに来てシマッタ。」
拙だったら、馬を飛び降りてでも、その御婦人に声を掛けたな、きっと。その点、自転車はいいねえ^^。
温泉近辺には三体の双体道祖神がおわすと聞いていたので探したが、二体しか見つけられず残念なり。
どちらも柔和な好い御顔で寄り添っておりました^^。
朝メシを喰ったら土産を購って宿を後にした。
旅館前の中屋饅頭店で名物の「きび大福」を購った。素朴な味が良かったですわ。
晩秋の一泊二日の非日常。じっくり骨休めが出来ました。これで冬に負けずにまた走れるぞ。
今度は自転車で来ようかしら^^。
松茸かどうか結局判らずじまい。親指くらいだったので一口で胃に入ってしまい堪能とはほど遠かったです^^。
展望風呂、夜景が美しく見えたのでしょうか。巨大な松茸・・・コンセサマの類かしら^^。