五料の茶屋本陣見学の続きからです。
本陣の中は貴重な民俗資料がいっぱい＾＾
なんと！！青面金剛の掛け軸であります。実物をこの目で拝める日がこようとは。
感無量であります＾＾ その他エースが指差す例の御神体など展示物は必見でありますよ。
妙義山が見える縁側に坐して、軒から氷柱を伝わり滴り落ちる雪解け水を独り静かに眺めるエース。
その胸に去来する想いは何か？
ひょっとして、さっき見た人相覚の顔（拙の高杉晋作のイメージと違った）を思い出して、思い出し笑いかな？
そういう訳ではなくて、ヘルメットに装着する氷柱が落ちてくるのを待っていたのでありますね。
拙に所縁があるのは左上の宿。エースに所縁があるのは右上の宿。隣り合った宿でも結構、雰囲気が違ったのね。
茶屋本陣を出て、「夜泣き地蔵」と「茶釜石」を見物に行った。
榎踏切を渡って右上に上っていく道が旧中山道。
青面金剛などの文字塔を横目に見ながら短い坂を上ると、頂上付近にそれはあった。
五両では あんまり高い茶釜石 値打ちを聞いて 通る旅人 蜀山人（太田 南畝）
エースが叩いているのが「茶釜石」。
叩くと空の茶釜のような音がするようで、五料七不思議の一つなんですって。
その他の不思議が何なのか気になったが、先ずは拙も叩いてたのであります。その結果は・・・
空の茶釜を叩いたことないから、判らないや＾＾
そして茶釜石の後ろ立つ地蔵尊で一番背が高いのが「夜泣き地蔵」みたい。
この地蔵様、ある日通り掛かった馬方に、荷物のバランス取に首を取られた挙句、深谷宿に捨てられてしまう。
その首が、夜な夜な『五料恋しや』と首が泣くので、深谷の人が戻してあげたんですと。
ん？・・・地蔵さまの足元に首（キン肉マンのマスクみたい＾＾）が一つ転がっているではないですか。
胴体二つに首三つ。一体、どの首が深谷宿から戻ってきたものなんだろうか？不思議は募るばかりなり。
さて、この日はここで引き返すことにしました。
梅や桜の咲く頃、この旧中山道界隈は見事な景色を見せてくれそうです。坂本宿を目指すのはその頃ですな。
昼メシ代わりに松井田宿内の、のんきやで、おでんを喰った。
熱いお茶を出してもらったり、おむすびを御馳走してくれてありがとう。御馳走様でした＾＾
戻りは下り基調の追い風で楽ちんでありました。
郷原の常夜燈と国道を挟んだ辺りにある「逢坂の神明」を見物。
広重が、ここからの眺めを「木曾街道六十九次 松井田」に描いたところらしいが、往年を偲ぶのは難しいな。
最後は板鼻方面に戻り、寒念仏橋供養塔（寒熱橋じゃないのね）を探して無事見つけ、今回の目的達成＾＾
ＺＥＲＯ様 寒い中、お付き合いありがとうございました。
エースが指さしているモノではなくて、天井に飾られた削り花ですよ。^^
高杉晋作はちびまる子の友蔵じいさんみたいで笑えます。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」という辞世の句の意味がわかったような。^^
首を戻した深谷の人が絵のような接待を受けたので、次から次と首を持ってくる人が絶えなかったとか。^^
五料のディープな世界を垣間見たような気になれました。次はこの目で是非見てみたいものです。
削り花は一年の無事息災を祈って神棚に飾るものらしいです。今度作ってみて欲しいですね＾＾
エースが指さしたモノは石材製で、硬度と容積をあやかりたいと崇めたのかも。拙も拝んでまいりました＾＾
この人相覚えを書いた人は高杉晋作のネガティブキャンペーンを行ったのだと勘ぐりたくなりました。
でも、高杉晋作からすれば見つかり難くなったのだから喜んだのかしら。
花の咲く頃に、道中どこかで首を見繕って、五料にポタに参りましょう＾＾
私がこんななのは昔の深谷宿のせいですね～
歴史が悪いんだ・・・（笑）
暖かくなったら再訪ですね＾＾
生首じゃ可哀想だから、胴体を持っていってあげますか？
とてもお似合いでしたよ。
「私がこんななの」・・・こんなというのは、お化粧して綺麗な服を着たくなっちゃうとういうことじゃナイスよね＾＾
胴体は重いから、拙では、スルメの胴体がいいとこです。石材製の胴体はＺＥＲＯさんお願いしますね。
近所のポンポン山のような音かもしれないですね。
こちらも行ってみたくなりました。百舌。
茶釜石の上に置いてあった小石で叩くと、カチカチと金属調の音がしました。
ポンポン山のような踏み音とは違いましたよ。
金属めいた音を茶釜に例えたのかもしれませんね＾＾