◆田口峠を越えていく
蝉の渓谷を出発して集落の趣を味わいつつ、なだらかな傾斜の道を上っていくのであります。
集落を過ぎて１０８号と９３号の分岐点（10：03／79.6km）。ぼっとして右折し忘れたらタイヘンであります。
家を出てからここまではフロントインナーを使用せずこれた。どれだけ緩い傾斜かお解りいただけるかと。
右折した途端にインナー不使用で完走の夢が破れました。今回初の言い訳パチリであります。
一字一石経（享保）の碑（10：09／80.3km）。言い訳ポイント多くて助かるなぁ・・・
観音（勧能）村の住民が２５００個の小石に経文を一字づつ墨書して納めた碑なのですって。
その後は、またアウターで上っていける傾斜になるのであります。
ところどころで撮影しながら長野県との境に着（10：27／83.0km）。
下仁田の街を出てから、ここまで何台の走行中の車を見ただろうか？という位、静かな道のりでした。
１０％前後の傾斜の標識が、ここから峠まで何箇所かありました。でも涼しいし、ゆっくり上れば大丈夫。
狭岩峡でひと休み（10：32／83.4km）。
広川原の洞窟群の入口付近にて（10：45／84.6km）。祠を覗けば二体の石像がおわしましたわ。
道を逸れて進めば断層に沿って１１個の穴と９個の池があるらしいのだが、脚を温存したいのでパス。
この頃はまだ、独り撮影会をする余裕が御座いました・・・・
第４０号カーブ辺りから、つづら折れの上り道となるのであります。
この道はカーブ毎に番号がついているのですが、峠までは何番あるのかしら？
第一隧道を抜けると第９４号カーブがあり、ここが峠のようであります（11：22／91.7km）。
決して路面の状態は良好とは申せませんが、交通量も極めて少なく急勾配もない走り易い道でありました。
ところどころ砂が浮いていたり、路面が荒れていたりで気が抜けないけど、やっぱり下りはいいなぁ。
臼田まで下った（11：57／104.5km）後は２号線で海瀬方面へ。
舗装も新しい道を進むと、十国峠への長野側からの上り途中である２９９号線に突き当りました（12：10／109.0km）。
さて・・・暫く思案した後、ぶどう峠の方が緩やかだと思えたので、２９９号線を小諸方面へ降りることにしました。
つづく
上信国境は田口峠ではなくずっと下の何でもないようなところと言うのが面白いですね。
臼田で１０９ｋｍですか？もう帰りたくなくなりますね。(^^)
ひょっとしてイケるかと思ったのですがねぇ。結果は勧能辺りでイカンノウとなりました＾＾
国境は、どのような陣取り合戦が繰り広げられた結果なのでせうかね。
川を挟むでなし、路面状況もなんの変化もなく県境感ゼロでした。
臼田海瀬間は、進むも戻るも地獄の微妙な位置でありました。
１１％なんて大丈夫ですよ！ たぶん・・・(^^ゞ
道はそれ程綺麗では無いようですが、快適そうですね～
日陰も多そうだし、車も通らなそうだし。
ポージング（愚）、決まっていますよ＾＾
紅葉の時期にアウターで上る手本を示して頂きませうかな＾＾
拙は押歩きで良ければインナーギアいらんのですがね。
広川原では、サタデーナイトフィーバーという映画が昔あったよなぁ・・と頭に浮かんだのですわ。
十石峠・ぶどう峠と下仁田方面を絡ませるというのは、私もどうだろうなと思っていました。結構良い具合ですね。
左右とも299というのは、「畑ケ中」でしょうか。走りながら、「ケ」が余分だなあと思った地名でしたが。ともかく、下ってすぐに四ッ谷で左折でしたか？長野側からぶどう峠に登るというのも、自分がやっていないので、大変そうだなあと想像します。後が楽しみ。
臼田から海瀬までは２号線は並列して二つ通っているようですね。
拙は羽黒山トンネル、海瀬岩水トンネルを潜るほうを通ったので、仰る通り２９９に合流して下って四ツ谷交差点を左折して小海に向かいました。
それというのも長野側からだと十国峠よりぶどう峠の方が傾斜が緩くて快適とネット情報にあったのですが・・
傾斜のキツさや快適のモノサシも人それぞれということを身を以って知った次第であります＾＾