今日はジジが近づくたびに、なんだかとてもいい匂いがしています。午前中、忙しかったのであまり気に留めてなかったのですが、さっき何の匂いかわかりました。デンマークの洗濯物の匂いです。久しぶりに秋冬物のズボンをはいたのですが、このズボンは最後に洗濯したのが5月のデンマークだったのでしょう、意外に匂いが残っているものですね。
デンマークの義母の家は集合住宅で、洗濯は集会場のような個別の専用の建物内で行います。以前はそれぞれ洗剤を持ち込んでいたのだそうですが、今は洗剤の種類によるトラブルを避けるため、洗濯機をスタートさせると自動的に予めセットされた洗剤が投入されるようになっています。そのため、そこの洗濯場に入ると、温かい空気とこのいい匂いに包まれるのです。
私はなぜか洗濯場が大好き、日本でコインランドリーを使うことはありませんが、アメリカでもコインランドリーのお世話になっており、そこの温度と匂いが大好きでした。特に冬場は非常に心地がよく、他の人が色とりどりの洗濯物を運んだりたたんだりするのを、ぼーっと見ているのが好きです。
匂いはもっとも人の記憶を呼び覚ますものらしいですが、そうなのかもしれません。今日はそういうわけでジジのズボンの匂いから、デンマークの気温や義母の声やらのいろいろを思い出し、懐かしくなりました。アメリカの洗剤も、同様に私に懐かしい記憶を呼び覚まし、もう20年も前のことをいつもくっきりとそのときの空気まで思い出させてくれます。そして、匂いをかぐたびに、いつも「どこでもドア」でその国に今すぐ行きたいという気持ちになります。
でも、匂いはすぐに消えてしまうはかないものです。一瞬のタイムトリップで、忘れていたことを思い出させてくれます。まるで一瞬の夢を見たような、それが少しせつなくて、いいものです。
デンマークの義母の家は集合住宅で、洗濯は集会場のような個別の専用の建物内で行います。以前はそれぞれ洗剤を持ち込んでいたのだそうですが、今は洗剤の種類によるトラブルを避けるため、洗濯機をスタートさせると自動的に予めセットされた洗剤が投入されるようになっています。そのため、そこの洗濯場に入ると、温かい空気とこのいい匂いに包まれるのです。
私はなぜか洗濯場が大好き、日本でコインランドリーを使うことはありませんが、アメリカでもコインランドリーのお世話になっており、そこの温度と匂いが大好きでした。特に冬場は非常に心地がよく、他の人が色とりどりの洗濯物を運んだりたたんだりするのを、ぼーっと見ているのが好きです。
匂いはもっとも人の記憶を呼び覚ますものらしいですが、そうなのかもしれません。今日はそういうわけでジジのズボンの匂いから、デンマークの気温や義母の声やらのいろいろを思い出し、懐かしくなりました。アメリカの洗剤も、同様に私に懐かしい記憶を呼び覚まし、もう20年も前のことをいつもくっきりとそのときの空気まで思い出させてくれます。そして、匂いをかぐたびに、いつも「どこでもドア」でその国に今すぐ行きたいという気持ちになります。
でも、匂いはすぐに消えてしまうはかないものです。一瞬のタイムトリップで、忘れていたことを思い出させてくれます。まるで一瞬の夢を見たような、それが少しせつなくて、いいものです。
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