ロシアのアレクサンドル3世の妻であり、最後の皇帝であったニコライ2世の母であったデンマーク皇女ダウマー(ロシア名はマリヤ・フョードロヴナ)がロスキレ大聖堂から、生前彼女が希望していたというサンクトペテルブルグの夫の隣に埋葬し直されました。
3年に及ぶ交渉ややりとりの結果、9月29日、デンマークからはフレデリック皇子とマリア皇太子妃、政府代表の外相ペー・スティ・ムラーの参列の中、ダウマーは無事に埋葬されたとのことです。
さて、昨年、私達がロスキレ大聖堂を訪ねたときに、たくさんの花束が供えられ、人々が絶えず出入りしている一角がありました。最近どなたかが亡くなったのかしら?と思ったのですが、それがプリンセス・ダウマーの埋葬された部屋だったのでした。彼女の写真なども展示され、彼女がデンマーク人に今でも人気がある(あるいは注目を集めている)ことが見て取れました。
夫にも聞いてみたのですが、なぜ彼女がそんなに人気があるのかはわかりません。彼女が美しかったからなのか、非常にドラマティックな人生だったのか、あるいは彼女にまつわるさまざまなストーリーがあるのか、と想像してみるのですが、その真相のほどはわからず、です。
でも今回私が思ったのは、この人気のあるプリンセスが船で移送され再埋葬されたことをデンマーク人はどのように受け止めているのかなということでした。残念に思っているのかしら? でも個人主義のデンマーク、プリンセス・ダウマー自身がそう望んでいたのならその通りになるのが一番いい、と受け止めているのかもしれません。
3年に及ぶ交渉ややりとりの結果、9月29日、デンマークからはフレデリック皇子とマリア皇太子妃、政府代表の外相ペー・スティ・ムラーの参列の中、ダウマーは無事に埋葬されたとのことです。
さて、昨年、私達がロスキレ大聖堂を訪ねたときに、たくさんの花束が供えられ、人々が絶えず出入りしている一角がありました。最近どなたかが亡くなったのかしら?と思ったのですが、それがプリンセス・ダウマーの埋葬された部屋だったのでした。彼女の写真なども展示され、彼女がデンマーク人に今でも人気がある(あるいは注目を集めている)ことが見て取れました。
夫にも聞いてみたのですが、なぜ彼女がそんなに人気があるのかはわかりません。彼女が美しかったからなのか、非常にドラマティックな人生だったのか、あるいは彼女にまつわるさまざまなストーリーがあるのか、と想像してみるのですが、その真相のほどはわからず、です。
でも今回私が思ったのは、この人気のあるプリンセスが船で移送され再埋葬されたことをデンマーク人はどのように受け止めているのかなということでした。残念に思っているのかしら? でも個人主義のデンマーク、プリンセス・ダウマー自身がそう望んでいたのならその通りになるのが一番いい、と受け止めているのかもしれません。
私もそのドキュメンタリー番組と、埋葬風景をTVで観てましたが、小さな国デンマークから大きな国に嫁いで、しかも歴史に名を残すような家族も作った彼女のことを、「さすが我がデンマーク国の!」みたいな感じでちょっと得意気、誇らしげに奉ってる感じでした。
でももう完全にデンマークから出て行ってしまった彼女、こういう風に取り上げられるのも、これが最後なのかな、なんて。
ちなみに、彼女のデンマークでの城?家?はヘレさん家の近所、海岸通りにありますよ。
うん、私の夫もダウマーにぴんと来てないようなのよね。やっぱりデンマーク人には「行ってしまった人」なのかな?
私もそのドキュメンタリー番組、見たかったな。
ちょっと話がそれるけど、中世以降かな、ヨーロッパでは国を超えて王家から王家へと嫁ぐことが多かったでしょう?そういうとき言語はどうしたんだろうか。言語のセンスがない私には気になるところでした。
最後まで通訳付の王妃もいたのかなあ?
それとも香港から来たアレックスのように、あっという間に喋れるようになっちゃったかな?
まあ、人によるのでしょうけど、ちょっと考えてしまいました。