晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

木村先生の講座2

2008年09月12日 | 生涯学習気分
 旧3年8組のみなさん。木村先生の講座内容をおしらせします。

「『西国立志編』を読む~明治初期の漢語事情~」
    11月12日・19日(水) 午後1時30分~3時30分
    会場は JR八王子駅前 クリエイトホール 11階視聴覚室

 来週あたりから、八王子市のホームページで募集を始めるよていです。

 明治初期にミリオンセラーとなった「西国立志編」を紹介しながら、当時の外国語を翻訳する課程などお話しいただくよていです。

スタートレック1

2008年09月08日 | 映画って本当に…
 前回の書き込みで「スタートレック」を思い出しました。
DVDで1巻づつ買いそろえ、最後に「1」を購入したのですが見ていませんでした。たしかロードショーを見たとき、ラストの「ボイジャー」にガッカリした記憶があって、遠ざけていたのですが、今回、ディレクターズ・カット版を見て、評価をし直しました。
 映画館で、字幕だけで言い切れなかった分が「日本語バージョン」でよく理解でき、あーこういう話だったのだ、と納得がいきました。やはり言葉は大切です。英語と日本語ではチョットニュアンスが違うかもしれませんが、まあ翻訳小説を読んだって同じ事だろうし。
 小説をそのまま原書で出そうなんて普通の出版社が考えないのに。
なぜ、映画は字幕が主流なんだ!

原子力潜水艦シービュー号

2008年09月07日 | 書庫の中から
 再刊したい繋がりですが、
「原子力潜水艦シービュー号」というのもその一つです。映画「地球の危機」からのノベライゼーションなのですが、なんたって作家が、アノ「シオドァ・スタージョン」ですから、驚きです。是非、再刊を…
 それと、TV版であれだけ成功しているのですから、今のCD技術を駆使すれば再映画版だって考えたっていいと思います。
 スタートレックが「最後のフロンティア、宇宙」というなら
 シービューだって「最後のフロンティアは深海」なんですから。

スペース・オペラ

2008年09月07日 | 書庫の中から
 野田さんが亡くなって、氏が残してくれた「スペース・オペラ」を読み返したくなりました。
 好きな作品に「生け捕りカーライル」があります。1930年代の作品ですが、ロンドンの惑星間動物園と専属契約を結んだゲリー・カーライルが太陽系の各惑星を巡り、各種動物を捕まえてくる。人呼んで「生け捕りカーライル」。
 手元にあるのは1969年発行の文庫本なので、紙が変色してしまっています。
再刊しないでしょうか?
どこかの出版社で「スペオペ全集」でも出さないでしょうか?
創元社も「火星」「レンズマン」「キャプテン・ヒューチャー」と再刊したのだから、「スカイラーク」「金星」も…

追悼 野田宏一郎

2008年09月07日 | 書庫の中から
 野田さんが亡くなった…
それを知らなかった。というより気がつかなかった。
創元文庫のキャプテン・フューチャー全集のラストに氏の書いた「風前の灯火!冥王星ドーム都市」が出版され。それを購入して何度も手にしていたのに…。
「SFマガジン 10月号」の追悼特集を見て、氏が亡くなったことを知り、中の追悼文を読んで、亡くなったのが前記小説が出版される1月前のことだと言うので、小説を書庫から持ち出してみた。
小説をもう一度マジマジと、見返してみた。あった!本のオビにただ一言「追悼」の文字が…。これに気がつかなかったのだ。後書きを読んでも、氏が亡くなったなんて話は書いていない。急だったのだろうか?
 1960年代、SFはまだマイナーで、「オタク」であった時代。
わたしもファンジン活動をしていたが、近頃は、あまりメジャーになりすぎて、あの「秘密結社に入会しているような感じ」は無くなってしまったけれど…
「おはよう子どもショー」を作っていると言っていた、満面笑みのオジサン。TOKONNⅤで見たのが最初でしたか、すでにハヤカワSFのキャプテン・ヒューチャー2冊・日本SFシリーズ別巻の「SF英雄群像」を読んでいて、ファンでした。
 あの頃、好きで読みあさった「ハインライン」「アシモフ」「クラーク」も亡くなり「光瀬龍」も矢野さんも、そして、野田さんも…
 自分自身4年前には16分間の心停止で死んでいたのだから、いつ死んでもおかしくはないけれど、青春時代の知り合いが消えていくのは悲しい。
 手塚治虫氏も石森章太郎氏も赤塚不二夫氏もいなくなってしまった…

 書庫には、野田さんから、野田さんの初めて発行されたキャプテンフューチャー文庫本にサイン入りで贈られたのが「宝物」としておいてあります。「SFイラストライブラリー」時代の物です。野田さんに「スペオペ」の楽しさを教えていただきました。どうか、安らかに。