晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

【55】ミッション:8ミニッツ

2011年11月04日 | 映画って本当に…
面白いと思います。

アイデアとしては

筒井康隆「シャックリ」「時をかける少女」

やTVドラマ「君がいた未来のために」

のように、時間を繰りかえす話。といってはおしまいだが、

戦死して脳だけ生きている戦士に、列車爆発により死亡した乗客の

記憶を写し、犯人を捜すというお話。

死ぬ前の映像が目に残っているという「ブラックジャック」の話のように

死んだ人の脳にも死亡してある程度の時間、死ぬまでの8分間が記憶されている

という設定。その8分間を繰り返すことにより犯人にたどりつき

新たなテロ事件を防ぐ。

しかし主人公は、不動明のように上半身だけの体と成り、

脳だけいかされているという状態。

そしてラストへ…

8分間の中で乗客の一人に恋した主人公は、他人の記憶の中で死ぬことを望む。

そして、意識の中の世界はパラレルワールドの枝分かれとなって…

と、そんなにひねったラストではない。