HageOyaji通信

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第1401話≪「教育費負担の実態調査結果(平成25年度)」(日本政策金融公庫)≫

2014年03月05日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、教育一般貸付(国の教育ローン)を行っている、日本政策金融公庫が「家計の教育費負担」を調査しています。

 この調査は昨年の平成25年7月に、国の教育ローンの利用者(平均年収約553万円)にアンケートし、家計の教育費負担が高まっているかどうかを調べています。

 詳細は≪「教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)」(平成25年度)≫をクリックしてお読みください。

 その結果、家計の教育費負担が高まっており、子ども2人世帯の年収に占める教育費の割合は、平均4割、更に低所得層では6割に、生活費を節約し学費を捻出する傾向が出ています。

 日本政策金融公庫の「教育一般貸付(国の教育ローン)」ローンの利用には年収制限があり、子ども2人の世帯では、世帯全員の年収合算で890万円以内。


 回答結果から、

  ・子ども2人世帯の在学費用(塾などの家庭教育費を含む)が年収に占める割合
      平均40.1%(2012年度調査より1.7ポイント↑)

  ・年収200万円以上400万円未満の層、
      58.2%(2012年度調査より0.7ポイント↑)

  ・教育費の支出状況
    ◆入学費用 高校⇒51万円、大学⇒95万円
    ◆在学費用 高校⇒年間97万円、大学⇒年間153万円
    ◆高校入学~大学卒業 子供1人当たり⇒1,055万円 
      (参考:平成21年度1,007万円、平成22年度1,059万円、
         平成23年度1,042万円、平成24年度1,031万円)

  ・自宅外通学者にかかる費用 年間仕送り額⇒92万円

  ・教育費の捻出方法:
    ◆奨学金を受けている世帯が⇒59.9%
    ◆教育費以外の支出を削減⇒56.3%
    ◆子供がバイト⇒40.7%
    ◆預貯金や保険など取り崩し⇒22.6%
    ◆残業やパートで働く時間を増やす⇒21.0%

  ・その中の教育費以外の支出節約項目の節約方法:
    ◆「旅行・レジャー費」が減少
    ◆「保護者の小遣い」が減少

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