HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1074話≪日本における「幸福度指標の試案」を発表(内閣府)≫

2011年12月09日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、ブータン国王が来日以来、「幸福度」に国民が目を向け始めていますね。

 HageOyaji通信:第1071話≪国民総幸福量」(GNH⇒Gross National Happiness)とは≫でも取り上げておきましたが、12/5に内閣府が「幸福度に関する研究会」での試案≪「幸福度に関する研究会報告―幸福度指標試案―」概要≫が古川経済財政担当大臣が発表しています。

 現在世界各国での「幸福度」の取り組み状況は、「国際機関及び各国政府で研究が進められている社会進歩及び幸福度の測定について」をクリックしてお読みください。

 既に「公表済」 ⇒ 国際連合、国連開発計画、
           ブータン、韓国、タイ、豪州、ドイツ、フインランド、
           アイルランド、オランダ、

   「公表予定」 ⇒ OECD、イギリス、

   「検討中」 ⇒ 欧州委員会、フランス、アメリカ、

 さて、今回の日本での試案は、経済規模ではなく、心の幸福感を基本とし、日本は国民の豊かさをはかる新たな指標として「幸福度」を導入し、この中で主観的幸福感として「経済的状況」、「心と体の健康」、「地域や人との関係性」を3つを柱にするとしています。

 この3つの指標を11分野に分け、132の個別データをもとに「幸せ」を数値化するのが目標です。

 更に4番目の構成として、≪持続可能性≫を取り上げ、第三次環境基本計画などから関連する指標を採用しています。例えば、地球温暖化、物質環境、大気環境、水環境、生物多様性、消費者行動、などです。

 来年以降、内閣府が試験的に関連データを収集し、幸福度指標の有効性や個別データの検証を進めていくようです。

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