孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

信仰と改宗

2017年01月16日 | 社会観察
以前、シンガポールに赴任していた時は、週末ごとに地下鉄を乗り継いで宗教スポットを巡ったものだった。

多文化・多民族・多宗教の都市国家なので、それぞれの宗教施設が街中に溢れているような感じであった。

私のような信仰心の欠けらもない罰当たりが、そういうところに行って何をするのかというと、そこに集まって一心不乱に何かを祈る人たちを、横から眺めるのが好きだったのである。

しかし、今思い出すと、キリスト教の教会には一度も行くことは無かった。マニラにいた時は、カトリックの大聖堂などがいくつかあったので、中に入ってミサの様子を見たりしたことがあったが、シンガポールでは大聖堂など無かったと思う。


  ヒンドゥー教寺院には信者も多かった

その代わり、ヒンドゥー教の寺院はあちこちにあり、多分4~5ヶ所は廻った。それから仏教寺院もいくつも廻った。長い線香を両手で持って、願掛けをする姿を遠くから眺めるのが好きだった。

  仏教寺院は中も興味深い

そして、イスラム教のモスクもあちこちで見かけるので、出かけた。モスクは遠くからも見えるので、街のランドマークのような存在であった。

  有名な観光スポットでもある

しかし、イスラム教のモスクの中は、他の宗教とは異なって、十字架や偶像を認めないので、ただガランとした広い床だけがあって、見るところは天井の幾何学模様くらいなものであった。

このシンプルさがいいのか、その教義に惹かれるのか、今多くの日本の若い女性たちがイスラム教に改宗しているようである。Youtube である移民問題に関する討論会を見ていたとき、出席者の一人であるチベット出身で日本に帰化した政治学者のペマ・ギャルポ氏が語っていた。いわく、、

「知り合いのイスラム教モスクに勤める友人が教えてくれたが、毎週日本人が最低4人は改宗に訪れるそうです。ほとんどが若い女性で、その後も実に熱心に訪れ、友人を連れてきたりするそうですよ。」

彼女達は、何らかのきっかけで、イスラム教徒の男性と知り合い、恋に落ちて結婚することになりそのためにイスラム教に改宗することになるようだ。

それを聞いて、討論会の出席者の高山正之氏が、驚いて警鐘を鳴らす発言をしたのだった。中近東に駐在していた高山氏は、イスラム関連の知識が豊富で、改宗するのは簡単だが、それによる変化や周囲に与える影響は相当大きくて、日本人であることを捨てるくらいの覚悟が必要だろうと話していた。

  モスクの内部はこんなもの


一旦イスラム教徒に改宗したら、次にイスラム教を捨てることは「死」を意味するそうだ。「棄教」は認めない宗教で、それは死刑を意味するらしい。

子供が出来れば自動的にイスラム教徒になり、他の宗教は選べない。死んだら土葬であるので、墓場は場所をとる。従って、日本在住のイスラム教徒たちは、山一つを買い取って、イスラム教徒専用の墓地に仕立てている動きがあるそうだ。

高山氏は、そこまで知った上での改宗ならばまだいいが、安易に改宗するのは危険ではないかと心配していた。

今世界中で最も多くの信者を抱えている宗教はキリスト教だが、あと50年もすればイスラム教がそれを追い越すと予測されているという。

イスラム教、キリスト教、ユダヤ教は同じ神を崇める一神教であるがゆえに、その解釈の違いで対立が絶えない。

発祥が一番新しいイスラム教はそれだけに他の2宗教が抱える矛盾を、上手く説明することができる教義になっていることも、世界的な改宗のトレンドの要因になっているそうだ。

それに、華美な神父の衣装や偶像に疑問を感じて、その反動で何もないシンプルなイスラム教への魅力が倍増することもあるそうだ。

これだけ、世界中でテロの被害に合っても兵士や女性の改宗者が後を絶たないという現状には、驚くばかりであった。



野党・マスゴミの後押しありき

2017年01月16日 | 政治ネタ
JNNによる最新の世論調査によると、安倍内閣の支持率は、前の月より6ポイント上がって67%。

不支持率は前の月より5.1ポイント下がって31.5%でした。支持率が67%を超えたのは、2013年11月以来となるそうだ。

  右肩上がりの支持率

JNNが鉛筆舐め舐めで67%と公表するなら、実際は70%t以上あったと考えるべきだろう。タイミングとしては、南朝鮮の売春婦像への毅然とした対応が大きく影響したのだろうが、私はそれだけであるとは思えない。

昨年末から頻繁に報道された野党関連のニュースが、相当この支持率上昇に関係があるとみて間違いないのではないか。

例えば、野党第一党代表の国籍問題。同じく前政調会長のガソリン代疑惑と「日本死ね」授賞式参列の件。それに諸々の野党の国会質疑の質の悪さ、と最近の野党共闘を標榜した間抜けデモ行進。

これらを眺めていれば、まともな神経の持ち主なら、「野党を支持しよう」という気分になるわけが無い。

与党自民党といえども、様々な考えの政治家の寄り合い所帯であるため、支那や南朝鮮の息のかかった人も多いようだ。外国人移民やカジノについても、利権が絡むとどんなことをしでかすか分かったものでない。

現在進行中の大使一時帰国の件でも、どういうタイミングで南朝鮮に戻すかは。極めて重要な政治的判断を要する。

何せ、前産経新聞ソウル支局長が南朝鮮政府にイチャモンをつけられたとき、「遺憾だ」という謝罪でいいからそう言えと新聞社に圧力をかけた自民党の大物議員は一人や二人ではなかったというではないか。ピントのずれた政治家はたくさんいることがよく分かった。

しかも、外務省のとトップがまったく当てにならない方であるにもかかわらず、ポスト安倍を目論んでいるようだ。

  『安倍もいつか終わる』

健全な野党が、真っ当な論戦を挑んで議論しながらこの国の舵取りをしていくというのが理想だが、今の野党は何でもかんでも政府の言うことに反対することが商売になっている。またそういう有権者たちの代弁者となっているだけである。

さらに有権者は、地上波テレビの偏向報道は当てにならないことを見抜いている。ちょっと前なら、俳優やコメンテーターがもっともらしい政府批判をすればすぐになびいていた有権者達も、今や眉に唾をつけながら聴くようになった。

  お花畑おじさん連

世論調査をじっくり分析して、何とかの一つ覚えのようにプラカードを作ってデモ行進をするだけでは効果は「期待できないことを悟って欲しいものだ。

与党独裁を招いているのは、あの連中なのである。