孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

「100均で癒される」の巻き

2015年02月26日 | 日記
日曜日に近くの100円ショップでマスクを買おうと出かけた。これまで花粉症とは縁がなく、マスクなど買ったことはなかったので、店内をウロウロ探していると、4歳くらいの女の子とその子のお祖母ちゃんらしき二人組みが店内に入ってきた。女の子は元気な声で話すので、その声は店内に響き渡っていた。

声がだんだん私の方に近づいてきたので、どんな子か見ると、小さなダウンベストを着て背中にプーさんの小さなぬいぐるみのバッグを背負った可愛い子だった。100円ショップはカラフルな小物が色々あり、彼女の好奇心は一気に膨れ上がったようだった。

「あぁっ!これ何だろう・・。」と、独り言にしては随分元気な声で言うと、後ろからお祖母ちゃんが、「それは洗濯バサミだよ。」と答えた。すると、「ふ~~ん・・・。」と言って、今度は後ろのトイレ用のたわしを見つけ、「あぁっ!これ何だろう・・。」と同じように元気な声で言う。すると、お祖母ちゃんが、「それは、たわし。」またまた、別の棚に行き、何かを見つけたらしく、「あぁっ!これ何だろう・・。」という声がした。

少し遅れて、お祖母ちゃんの声で、「それは、、何だろうねぇ・・・。ろうそくかなぁ。」そのあとも女の子の「あぁっ!これ何だろう・・。」と言う声は続いていたが、私はマスクだけ買って店を出た。私だけでなく、店内のほかのお客さんたちもみんな微笑んだような表情をしていたと思ったが、気のせいだったろうか。

あまり好きな言葉ではなく使いたくなかったが、あの日ばかりは、「いやぁ、癒されたなぁ!」と呟きたくなったものだった。