一昨年の大病の経過をみる為、久しぶりの定期検査に病院に行ってきた。頭の断層撮影に出向いたのだが、10分もかからない検査のために2時間待たされた。
月曜日はいつも病院が混みあうと聞いていたので、予約の時間より1時間も早く行ったのだが、言われた窓口の前にある長椅子は、お年寄りで満席状態だった。
お爺さんは、一人で通院できない方が多いのか、お嫁さんとか娘さん、または奥さんが付き添っている。満席なのはこの所為もあるかもしれないが、それにしても世の中は病人だらけのようだ。
お年寄りはトイレが近いので、席をはずす。そんな時看護婦さんが名前を呼ぶと、当人が見当たらない。何度も名前を呼ぶのだが、見当たらない。そうやって時間ばかりが経っていく。
例によって、診察を終えた患者に向って、看護婦さんが大きな声で病状と飲み薬の説明をする。聞きたくもないのに、「ああ、この方は糖尿病なんだな。手足の麻痺が始っているんだな。」という個人情報が耳に飛び込んでくる。
あと10年もすれば俺もあんな風になるのかなあ、と想像すると、あまり長生きをする気にもならなくなってくる。
月曜日はいつも病院が混みあうと聞いていたので、予約の時間より1時間も早く行ったのだが、言われた窓口の前にある長椅子は、お年寄りで満席状態だった。
お爺さんは、一人で通院できない方が多いのか、お嫁さんとか娘さん、または奥さんが付き添っている。満席なのはこの所為もあるかもしれないが、それにしても世の中は病人だらけのようだ。
お年寄りはトイレが近いので、席をはずす。そんな時看護婦さんが名前を呼ぶと、当人が見当たらない。何度も名前を呼ぶのだが、見当たらない。そうやって時間ばかりが経っていく。
例によって、診察を終えた患者に向って、看護婦さんが大きな声で病状と飲み薬の説明をする。聞きたくもないのに、「ああ、この方は糖尿病なんだな。手足の麻痺が始っているんだな。」という個人情報が耳に飛び込んでくる。
あと10年もすれば俺もあんな風になるのかなあ、と想像すると、あまり長生きをする気にもならなくなってくる。