あんまの投資活動日記!

住宅ローンを背負ったサラリーマンが投資活動をネタに体験談や雑感を綴ります。

トヨタ④

2008年11月08日 | 日記
僕が子供の頃、未来予想図の絵本で腕時計にテレビが着いて会話している物がありました。
んなバカな!と思っていました。あれは今、携帯電話で実現しましたね。

画面で何かを選択して、横の穴から商品が出てくる!なんて漫画もありました。
んなバカな!と思いませんか?
あれは今、価格comやアマゾンや楽天ショッピングがありますので、ほぼ実現したと言えるでしょう。
商品が届くまで2~3日かかりますけど。

子供の頃、未来予想図で電気自動車が走っている本を見ませんでしたか?
あれを今、トヨタが着々と研究開発しているのです。
10年後2018年頃には電気自動車が沢山走っているかも知れません。
だって携帯の爆発的な普及も、インターネットの爆発的な普及も7~8年で完了したと思いませんか。
今から10年あれば可能ではあると思うのです。決してバカな事では無いと思います。

それに企業の姿勢も、素晴らしいと思います。
景気の悪い1990年代にですよ。
研究開発に莫大な資金がかかるし、目先は儲からないのを分かっていて
あえて電気自動車の研究をして、プリウスを発売してしまう!

なんて言うのでしょうかものスゴク先を見た経営陣が相当優秀だと思います。
所詮庶民の僕が言うのも恥ずかしいのですが。
一人のサラリーマンとして自分の会社や今まで出会ったどの会社員もそうなんですが、
ナカナカ目先を離れて仕事(経営)するのは難しいと思うのです。

余談ですが、トヨタの社員もスゴイです。
社内研修で何年か前にトヨタの物流視察に行ったのですが、フォークリフトの営業マンが
ものスゴク物流のノウハウについて詳しいです。
フォークリフトとかけ離れた内容でも何でも倉庫の事を知っていて『物流博士』の様でした。
その人だけでなく別の営業マンも同じ様に博士でありました。
これは社内で一人一人が博士になるように教育が徹底されているなぁ。。。
自分の業務に全然博士程の実力も知識も無い僕は非常に関心したと同時に驚きました。

生み出した莫大な利益を将来10年20年先を見据えて研究開発に回す。
きっと今でもトヨタは20年先を見て経営しているのだと思います。
今年か来年の業績が悪いとしても良いと思います。それは会社を経営していれば絶対にある事だと思います。
ただお金が沢山あるので倒産はしません。3~5年後、に浮上すると思うのです。

電気自動車の未来は来ないかも知れません。
そしたらトヨタと言う会社はそんなに魅力的では無いかも知れません。
でも金持ち会社と言うのは事実です。
これは財務諸表の貸借対照表のデータなので事実です。

色々とズラズラと勝手に言いたい放題書いて来ましたが、これは僕の勝手な思いを書いただけです。
『今の3000円は安い!』言って今、トヨタ株を買ったとしましょう。
1年後1500円になってしまうかも知れません。
そうなったらなんだコノヤロー!と思うかも知れません。
そんな時は、売りたくなってしまうかも知れません。
でも、我慢して我慢して何年も持っていると6000円とか8000円とかに浮上すると思っています。
銀行貯蓄より、良いと思うのですが、どうでしょうか。


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トヨタ③

2008年11月08日 | 日記
①②の事からこれからの時代、先行きの暗い企業なのでしょうか?
そう思う場合、投資対象にしてはイケません。

僕の個人的な意見ですが、3~4年後の2011年以降になりましょうか
物凄く好業績になると思っています。
今、世界的にハイブリットカーや電気自動車(EV)が注目されています。
原油には限りがあります。これは原油高ガソリン高に繋がりまして、
エンジン駆動の車は悲観視される流れになりつつあります。
しかも世界規模でCO2削減が叫ばれている中で、
ハイブリッドカーやEVは強く、歓迎されています。

例えばEU圏のフランスではEV開発を強く進めているそうです。
発電所も原子力にシフトして7割から8割の電気は原子力発電にしているそうです。
フランスの有名自動車メーカー『ルノー』はEV開発を急速に進めています。
こうする事によって、『CO2削減達成』もします。
更には原油に多くを頼らなくても運営してイケる訳です。
そうする事で世界中を巻き込んでいる
中東アラブのイザゴザから一歩引いた立場に立つ事が出来ます。
中東アラブのイザゴザってのは、原油の利権問題が大きく関与していますからね。
その様な政策でフランスはEU圏内で主導権と言うかリーダーシップを握って行きたいのです。
これからはフランスだけでなく世界中でそんな動きが大なり小なり進んでいます。
日本ならハイブリットカーは税金を安くしますとか、
購入時に助成金が出ますとか、法律が強化されるかも知れません。


そこへ持ってきてプリウスで有名なハイブリッドのトヨタ。
世界の車会社は今まで、エンジン開発に力(お金)を注いできたわけですが、
ハイブリッドの開発には『エンジン』『モーター』『電池』の3種類の開発に力(お金)が必要です。
2008年、今から世界の車メーカーがヨーイドン!
とハイブリッドの開発を進めてもトヨタには絶対にかないません。

トヨタは既に97年にプリウスを販売して10年もの技術の積み重ねがあるのです。
トヨタのハイブリッド技術のバッテリーはパナソニックです。
パナソニックのリチウム電池の世界的シェアは4位。1位はどこでしょうか?
なんとサンヨーなんですね。サンヨーってこないだパナソニックに吸収される事でニュースになりましたよね。
パナソニックはリチウム電池で世界№1になる事が確実です。
パナソニックとトヨタは仲よしこよしで、ハイブリッド技術を更に高めていくのです。
そこへ他の自動車メーカーが参入して来ても勝てるでしょうか?
今現にハイブリッドを発売しているホンダくらいしか勝負にならないんじゃないでしょうか。

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トヨタ②

2008年11月08日 | 日記
収益の大部分は海外での自動車販売です。
日本でもトップシェアを誇りますが、トヨタにとって日本での販売台数は全体の24%位です。
早い話が日本で売っているのはトヨタ全体の4分の1です。
あとの75%は海外で販売しているのですな。
だから為替相場の変動で業績がドーンと変わってしまう会社なのです。
1円の円高で400億円の減益になります。
2008/11/08現在1$=98.3円です。
1$=95円になればトヨタにとって悲しい展開。
1$=110円になればトヨタにとって嬉しい展開。
実際トヨタは今年度1$=105円と想定計算しているので、
今は想定よりも円高ですのでトヨタにとっては苦しい為替相場と言えます。

もっと悲観的な観点を言えば、今年の夏まで原油価格の高騰がありました。
ガソリンが高くなってみんな車に乗るのを控えたり、車の販売が冷え込んだりしました。
今、ガソリンが大分安くなって来ましたが、原油は限りがあるものです。
数年後またイツ原油高騰がくるか分かりません。
そういう面からも自動車関連株は悲観的に見られているようです。

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トヨタ①

2008年11月08日 | 日記
トヨタ自動車がなんだか色々とニュースになっている。
最近身近な人が投資を始めたい!
と言うので軽い気持ちで『トヨタなんか今は下がっていて良いですよ~』なんて言ってしまったのだ。
ところがお勧めしておいて僕は何もしないって言うのも卑怯であるな。
と思いましたので買う買わないは別として色々と調査をしてみた。

トヨタは言わずと知れた世界有数の自動車メーカーであり、毎年1兆円以上の利益を出しているのだ。
勘違いしちゃイケないのが『1兆円の利益』です。売り上げではなく利益ですね。
売り上げは20兆円を超えています。ここまで来るとこの数字はよう分からん!って感じですね。
2008年3月の決算では利益は1.7兆円。

利益剰余金は12兆円。どういう事か?
そもそも企業ってのは、
 ☆ヤッター儲かったぁ!よーしもっと儲ける為に工場を作るぞ!
 ☆もっとコスト削減する為にロボットを投入して人件費をカットだぁ。
 ☆今までの借金を返そう!
とか企業はこうやって金銭的な投資活動をするわけです。
でも色々と投資しても、まだお金が余ります。
 ☆株主へ配当を配りましょう
 ☆社員のモチベーションを上げよう!決算時に社員へ特別ボーナスだ。
ここまでしてまだお金が余ります。大分乱暴な説明ですが、これが利益剰余金。
トヨタは利益剰余金が12兆円あるのです。

そんなトヨタは2007年の2月には8350円の高値をつけた後、
ドンドコ下げて先週には2850円まで下がってしまいました。
更には決算下方修正の発表で来週の株価も心配されています。
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