松竹の『家族』という映画を観ました
長崎県の伊王島から家族で北海道に移住する
しかも移動手段は公共交通機関を使って移動する
というお話です
1970年の作品なので
世界感が今と違い過ぎて興味深い内容でした
いくつか列挙します↓
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電車内でタバコをふかして(タバコ吸いまくりですw)
車に乗っている時にオシッコ我慢できなくなった子供が道端で立小便する
夫婦の関係は夫が強くて妻は家庭を守るのが当然
博多から大阪の移動は新幹線がありません
函館の街には馬車がありました
普通に野良犬も居たなぁ
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1973年生まれのワタクシ
世界感が違和感なくなんとなく懐かしいです
島を出ていく際、ご近所さんから餞別を沢山もらっているシーンがありました
現在ではそんな事は無いでしょうか
1人当たり2000~3000円が相場だったようです
自家用の軽自動車が36万円!
という事で高くてビックリしているシーンがありました
1970年の物価指数とかを調べてみました
https://8ri9ri-nanae.com/1970nen/
55年後の2025年の物価と比べると
5倍くらい感覚が違います
つまり55年で500%のインフレを遂げています
55年って長いように思いますけど
平成の30年間はデフレだった訳なので
実質的には短いと感じます
教科書的な経済の基本は
緩やかにインフレするのが正常です
今後10~20年で2倍くらいのインフレが進行する事は
全くの夢物語ではなく
大いにあり得る気がします
ラーメン1杯が1500円になったり
お米5キロが5000~7000円になるのは
現実的に考えておきたい所です
収入を上げる方法を考えていくべきなのかも知れません
『家族』という映画から色々なインスピレーションを貰いました
昭和45年当時の日本はかなりパワーのある社会だった事は間違いありません
団塊世代の方々には感謝でございます