浅間の煙

じいさんの気ままな独り言

「沖縄の心を考える」

2010-02-11 22:44:53 | Weblog
2月11日(木)。朝の気温ー5℃。曇り後雪。
 今朝は廃棄物のビン類を出す日なので、指定場所に7時に持参した。
 布施の竹細工学校へ長い竹を運んでくれと言う依頼を受けたので、朝食前に軽トラに乗せ、前後に赤い布を結わい付けてぶら下げておいた。8時20分に家を出て、入布施の竹細工学校へ行く。篠原校長に大変喜ばれた。彼は実に器用で機械ものも好きで、いろいろの機械をそろえている。自分でも作ってしまうようだ。竹細工は自学自習で全てのものを仕上げ、愛弟子が5人ほどで生徒に教えていた。入校した生徒は既に600人を超えているそうだ。上房のMさんや、野方のSさんなど知人も生徒で居た。今日は30人ほどの生徒が夫々好きなものを作っていた。広い教室の中をゆっくり回って見学させて頂いた。お茶の時間になって、みんなと一緒にお茶を戴いて帰った。
 午後は佐久の教育会館で2・11「平和をつくろう」みんなの集会があり、退教佐久支部の9条を守る会が中心となって、「沖縄の心を考える」をテーマに学習会を催した。
 はじめに、朗読「沖縄の絵本・ふなひき太良」を9条の会の女性代表4人で出演、画面を映写し、Kさんが3線で沖縄の音楽を入れ、朗読を盛り上げてくれた。みんな力強い読みで大変感動的であった。
 続いて講演を聞いた。上田から「信州沖縄塾」の皆さんが3人来てくださって、それぞれお話をして下さった。
   ①「辺野古・高江の闘い」について・・・・・大村 忠嗣さん
   ②「名護市長選」の様子について・・・・・・横田 雄一さん
   ③「沖縄の教科書問題」集団自決について・・村山  顕さん
今も基地問題で大変な沖縄は、今までどちらかと言うとひとごとのように考えていた本土の皆さんが、自分のこととして真剣に考えなければ成らない時が来たようである。日米安保条約がある限り、基地をなくすことはできないし、沖縄を平和な昔に返すことは出来ないのである。Sさんが終わりの挨拶で述べられたように、国を挙げて行動を起こさなければ解決できない問題である。「この3月4月5月あたりまでにみんなで立ち上がって行動を起こさなければいけない。」と力づよい結びの挨拶であった。
 集会の帰り霙が降りだして来たが、佐久市の桜井を回りUさんのお宅によって何時もお世話になっているので、気持ちばかりのお礼を置いて来たら、夜Uさんからまたお礼の電話を戴いた。