まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

やまつつじ 思い思いの 時が行く

2015年03月26日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は1度から12度、湿度は70%から37%、風は3mから1mの北東の風が少しばかり。明日の27日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

  

 いよいよ春らしくなってきた。こんな日にはわが家に引きこもっているのはもったいないということで、久々に散歩に出た。最初は足慣らしに集落内一周の30分コースの積もりだった。

 

 そうそう・・、そろそろ、ダムの桜も開く頃だわい・・・ということで、県営大川ダムにやってきた。わが家からは10分ほどの距離である。

 

 蕾は膨らんできているが、開花はもう少し。でも、明日、あさってあたりには開くみたい。

 

 ここまで来たのだから、上まで上がってみよう・・・ということで、この階段を昇って上がってみた。

 

 ここまで来たのだから、ついでに、この道も歩いてみよう・・・ということで、この保守用道路を歩き出した。

 

 つまり、わが家から南に進んで、大川ダムを一周して、わが家に戻るという、約6Km、1時間半コースになってしまった。

 

 このあたりでは「山つつじ」と呼んでいるのだが、山つつじにもいろんな種類があるみたい。花びらがネバネバ状態のものも山つつじと呼んでいたような気がする。

 

 ふと見ると、人がいる・・・。

 

 ヘラブナ釣りの人である。この人は一週間に5日ほど、ここで釣りをしている。ここの魚は食べることもできないと思うのだが、毎日、ここで糸を垂れている。

 

 つくしも出ているが、夫婦二人ではどうしようもないので眺めるだけにしておいた。もう、ワラビも出ているようで、中年の夫婦が何組もが草の中を歩き回っていた。

 

 今日は町内の「まるたけうどん」での昼食。本当のセルフのお店というのはめっきりと減った。多くはセルフといいながら、温めるのもトッピングするのも、お出汁を掛けるのもお店がやってくれる。ただ、店員さんがカウンターから出ない・・・というのが特徴みたい。

 

 今日はわかめうどんでさっぱりと。最近は天ぷらなどの油ものは苦手になった。おなかが小さくなったので、ご飯ものもはおなかに入らないし食べられない。

 

 今日の掲示板はこれ。「きのうという日は二度とかえらぬ日 明日という日はまだ見ぬ未来 京都いう日を大切に生きる」という山本富士子さんの言葉から。 「一夜賢者経」と名づけられたお経がある。

過ぎ去れるを追うことなかれ
いまだ来たらざるを念うことなかれ
過去、そはすでに捨てられたり
未来、そはいまだ到らざるなり
されば、ただ現在するところのものを
そのところにおいてよく観察すべし
揺ぐことなく、動ずることなく
そを見きわめ、そを実践すべし
ただ今日まさに作すべきことを熱心になせ
たれか明日死のあることを知らんや
まことに、かの死の大軍と
逢わずいうは、あることなし
よくかくのごとく見きわめたるものは
心をこめ、昼夜おこたることなく実践せん
かくのごときを、一夜賢者といい
また、心しずまれる者とはいうなり
                      (増谷文雄訳『阿含経典第五巻』)

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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