まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅の花 あれこれ夢を 組み立てる

2015年03月06日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっている肌寒い一日になった。気温は2度から8度、湿度は72%から50%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。あすの7日は、気圧の谷の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 昨年は白内障のおかげで細かな作業やデスクワークができなくて、「英国士官レキ研究」や、宿題であった「古川庄八と古川阪次郎研究」、それに「しわく広島お大師まいりガイドブック」などの製本や納本ができていなかった。

 

 眼もよく見えるようになったし、当面の作業がないということで、これらの再編集やら製本作業を進めてきたが、ようやくに完成したので、今日はこれを「納本」することにした。これは背表紙を貼り付けているところ。図書館の書架に並べるとタイトルが見えないので、こういう作業もやっておく。

 

 で、今日はこの三種類の本を納本することにした。図書館側では「贈呈」とか「寄贈」とかと呼んでいた。

 

 これもきれいに整列するように貼るといいのだが、おじいさんのやることだから、多少のずれは愛嬌ものだ。

 

 今日のお昼はここになった。高松市六条町にある「和希」というプチセルフのお店。かけうどんなんかでは、セルフ形式で、自分でテボを使って麺を温め、自分で出汁を注ぐ方式になっているが、少し手の混むものは、テーブルまでおうどんを運んできてくれる。

 

 今日は寒いから・・・ということで「しっぽくうどん」を注文した。こういう場合、お会計は先払い。席で待っていると、できあがった麺を運んできてくれる。

 

 私が行く11時前後だと、どこともお客さんは多くはない。だから、ゆったりとおうどんを食べることができる。

 

 まずは、香川県立図書館に、書庫用、郷土資料閲覧用、郷土資料貸し出し用の三冊ずつの九冊を贈呈、納本した。

 

 次は丸亀市中央図書館に一冊ずつ三種類三冊を贈呈。二部ずつ贈呈しましょうかと言うと、「貴重な物ですから一冊ずつでけっこうです」と言われた。なんか、うれしいようなさみしいような・・・。

 

 ここでは女子高校生があちらこちらでお勉強をしていた。県立図書館は静かで荘厳な感じがするが、ここはリラックスした喫茶店のような雰囲気だった。もちろん、飲食やおしゃべりはできないのだろうけれど。

 

 ここは、「丸亀市猪熊源一郎現代美術館」。この西側に中央図書館がある。

 

 その次に向かったのが「丸亀市立飯山図書館」。ここにも一冊ずつ三種類三冊を贈呈した。ここにも何冊かの私の本が置いてある。

 

 これで、昨年の宿題はおおむね片付いた。「まほろば自然博物館」のホームページもピカラに移転は完了したし、メールの移転も完了した。「さぬき市を歩いた山頭火」も完成したし、「四国遍路の闇と影」も、増刷を残すのみとなった。

 

 今日の掲示板はこれ。「災難が来ぬように祈るのが信心ではない どんな災難が来ても引き受けてゆける力を得るのが信心です」というもの。誰しも災難には遭いたくない。災難に遭いたくないから宗教を信じている人が多いのも事実。普通に、宗教とは「除災招福」といわれるように、災いを除き福を招く ものだと思っている人も多い。しかし本来の仏教は除災招福を説かない。災難がこないように祈る宗教ではない。『仏説無量寿経』に「身自ら之(これ)を当 (う)くるに、代者あることなし」とあるように、与えられたものは引き受けるしかない。誰も代わってくれる者なしなのである。仏教で説く「すくい」とは、苦しみがな くなることではない。苦しみを乗り越えていくことである。今まで苦と思っていたことが苦でなくなっていくことである。また苦しみの現実が変わることではない。 苦しみの現実を引き受け、苦を乗り越えて力強く生きる身となることなのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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