まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

春の雨 笠を濡らして 行く遍路

2015年03月18日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は気圧の谷や前線の影響で雲が広がり、昼過ぎからは雨が降り始めている。気温は6度から15度、湿度は76%から94%、風は1mから5mの南南東の風が一時吹き荒れていた。今朝も濃霧がひどかった。明日の19日は、低気圧や前線の影響で雨が降る見込みらしい。

 

 今日は「彼岸の入り」だということで、お墓を簡単に掃除をしてお花を供えておいた。今年もタケノコの気配は全くない。イノシシが根っ子を掘って掘ってするもので、多くの竹が枯れてしまったことも影響するらしい。

 

 今朝、けいこばぁと一緒に孫のはやて君がやってきたので、お墓経由、山の旧宅点検をしてから88番札所大窪寺に案内して、おへんろつかさの会員らしくレクチャーしながら朝の散歩。

 

 11時過ぎになったので、門前の八十八庵に入って昼食にした。けいこばぁは帰るとすぐにお仕事だか、ピアノのレッスンだかに行ってしまった。「お昼はどこかでおうどん、食べておいてね~」と言い残したまんま・・・。

 

 で、ここの名物の「打ち込みうどん」二人前をお願いした。はやて君は、「一人前を二人で食べる」と言うたのだが、二人前をお願いした。まだ、朝食のパンがおなかの中にあるようなのだが・・。

 

 確かにこれはボリュームあるなぁと思いつつ食べていたが、最後の最後、おつゆの一滴まで残さずに食べた。よほど、はやて君もおいしかったに違いない。鍋に張り付いている野菜まで残さずに食べたのだから。でも、さすがに二人とも汗まみれ・・・。

 

 帰りはさぬき市前山の「おへんろ交流サロン」で、ここでもおへんろさんのレクチャーをした。いや、少しばかり興味があるように思えたものだから。

 

 昨年のブログの記事を斜め読みしていたら、こんな記事が目に付いた。昨年の年末に書き残した、宿題であった。この七つの記事のうちの多くはできたのだが、⑥番だけは忘れていた・・・。①、④、⑤、⑦は完了した。③も完成した。印刷製本作業が残るのみ。②番もほぼ完成、印刷・製本を残すのみ。でも、⑥はすっかりと忘れてしまっていた。これも、印刷・製本して納本すればいいだけのこと。

 

 これは、香川県立図書館に納本した私の著作のリストである。たくさんの本を納本したと思っていたが、14年間に14冊という結果・・・。気になるのは、2008年から2012年までの4年間の納本がない。この頃は何をやっていたのだろうか。

 

 これを少し整理して納本することにする。

 

 さて、帰宅すると、こういう本が届いていた。私の卒業した「松尾小学校」の廃校記念誌である。私ら三人兄弟と娘が、この小学校を出ている。でも、みんなが購入しなくて、わが家に一冊あればいいだろうということで予約していたもの。

 

 私らの頃は上の表紙のような木造校舎だった。今は、このような鉄筋コンクリート建ての校舎だから、ここが廃校になってもそんなに感慨はない。昨年の小学校の同窓会に出たのだが、誰も私のことを覚えている人はいなかったし、そんな昔の思いでも覚えてはいない。

 

 これは昨年の運動会の時、廃校記念の人文字を作るというので参加した時のもの。この時には、どんな字になるのかも知らずに参加したのだが・・・。

 

 こういう文字を描いていたのか。ま、この3月で、この学校の歴史も終わってしまうらしい。でも、今度は「さぬき南小学校」として再出発するのだからいいではないか。

 

 今日の掲示板はこれ。「正しい意見でも思いやりがなければ言われた人は傷つく」というもの。最近、こういうメディアだと、いろいろな人から意見や発言があるけれど、確かに正しい意見や発言なんだけれど、ズキリと心に突き刺さることがある。会議でも討論会でも座談会でも、正論を堂々と述べる人がいる。でも、正論だけを振り回すと、その言葉で傷つく人がいるということも忘れてはならない。病院で、「あら、すごく痩せたね。ガンで末期が近いんだ」なんてことは言っていいことなのか、悪いことなのか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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