まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

うぐいすが よく啼く朝だ 伸びた爪

2015年03月25日 | 今日はすっかりと俳句の世界

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、山沿いでは寒気の影響で雲の広がっている所があったらしい。気温は3度から11度、湿度は68%から41%、風は3mから5mの北北西の風が若干あって肌寒く感じた。明日の26日は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 さて、月に一度の県立病院の予約診察日。9時過ぎに病院に着いた。今日は検体検査ということで採血と尿検査があっただけ。10時前にはドクターの診察があって、OKということで、いつもの薬が処方されておしまい。

 

 今日は案外と患者さんも少なくてとんとん拍子に終わったが、それでも10時半過ぎにはなった。そのあと、車の燃料を入れたり薬局で薬を受け取ったり・・・。

 

 今日は久しぶりにここに寄ってみた。東かがわ市白鳥(しろとり)にある「讃州うどん・ほそかわ」というプチセルフのお店。以前は「ぶっかけうどん」のおいしい一般店だったが、昨年fだかにセルフのお店に変わった。

 

 今日は変化をつけて「山菜うどん」小をお願いした。350円だった。番号札を渡されて10分くらい待たされた。待たすのだから出来上がればテーブルまで運んで来るかと思えば、呼ばれたらカウンターまで取りに行くのだとか・・・。ま、麺はおいしいと思った。

 

 今日は天気もいいことだし・・ということで、徳島方面に向かった。で、ふと見かけたのがこの桜。四国霊場7番札所、十楽寺にあったもの。ちらほらと、それでも数十輪の花びらが開いていた。高松は昨日にソメイヨシノの開花を観測した・・・というていた。

 

 こちらはまた、品種が違うのだろうか。花びらの奥が濃い桃色になっている。

 

 天気がよくなったからか、マイカーでのお遍路さんが多くいたし、歩き遍路の若者も目立つようになった。

 

 これは、6番札所の「安楽寺」の入り口にある種田山頭火の句を刻んだモニュメント。「暮れても宿がない もずがなく」と刻んである。お大師さんの基礎台の三面に、こうした句が刻んであるし・・・。

 

 こうした「杖立て」にも山頭火の句が刻んである。「うれしいことも かなしいことも 草しげる」という句である。ここには、山頭火の句碑が多い。

 

 ここの桜もまた、品種がちがう。

 

 ここのおへんろさんはお昼どきだったためか、案外と少なかった。

 

 多かったのは、二番札所の極楽寺さん。大型バスが一気に6台もやってきたからたまらない。お参りするのも順番待ち。これでは「納経取り」の添乗員さんは大変だ。

 

 このあたりでは、桜が満開状態だが、ソメイヨシノではない。あるところでは「ヤマザクラ」が満開になっていた。すっかりと春だなぁと思ったことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きることに満足せずして 何に満足するのか」というもの。人は常に満足していない。だからあれこれ 自分の思いを満足させるために常に何かを手に入れようと躍起になっている。地位、名誉、金など…あたかもそれらを手に入れることが人生の目的であるかのように。しかしどれだけ手に入れたとしても決して満足できない私たち。一時は満足するかもしれない、しかしそれでもう終わりということは決してない。 それはちょうど食事をして腹を満たしたとしても、時間が経つと腹が減ってくるように。 しかもさらに欲求が大きくなっていくので、これまでのものでは満足できなくなってくる。それでもっと上へとまた追い求めていく、それの繰り返しできりがない私たちである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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