まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

生きている 実感そのままに みかん剥く

2010年01月21日 | 自然
 昨夜から雨になったらしい・・・。雨音とか雨だれの音もなぜか懐かしい・・・。そういう音に気付く余裕がなかったんだろうか・・・。それとも・・・新しいおうちでは雨だれなんて音がしなんだろうか・・・。ここの家は・・樋が外れていたりして・・雨だれがあちらこちらから聞こえる・・・。さすがに・・雨漏りはしないのだけれど・・。

 

 ※塩飽の島々では、あわびの貝殻にこうした字を書いて玄関に飾る。「七郎為朝御宿」と書いて、「うちには豪傑が泊ってるから、悪魔や怨霊は近づくなよ」という意味らしい。そういう・・遊びで飾ってある。

 だから・・・朝も・・八時前まで寝ていたような・・。のんびりとしたものだ。まだ、木曜日だというのにね。でも・・起きたら最後・・・、布団を片づけのぉ・・お風呂も片づけえの・・と・・帰宅準備が始まる。まぁ、そうは言っても・・毎度のことだから手なれたもの。

 

 ※これは・・「暁光庵」と刻まれた額・・。字を書いたのはけいこばぁのお父さんの元昭(寅衛)さん。刻んだのは千葉の「無邪鬼」さん・・。今でも健在の庵額である・・。

 自治会長さんと・・・島を出るのは12時40分と約束をしたもので、それなりに準備をする。自治会長さんも公用で丸亀に行くらしい・・。なかなかに・・に多忙な毎日らしい。そういう私も・・なかなかに・・・多忙と言えば多忙・・・。

 おそらく・・・自宅に戻れば・・・メールの山なんだろうなぁと・・思いつつ・・。束の間の自由時間か・・・。朝・・起きてから・・フェリーに乗る時間までの・・・あやふやな時間・・・。あれも片づけたか、ここも電源を切ったか・・みたいな・・確認と再確認と・・さらに確かめてみるような時間・・・。

 

  これが・・玄関脇に立てかけてある・・「破魔弓」というか「捨て矢」というもの。百々手まつりに使った捨て矢を・・いただいてきて、一年間・・玄関脇に立てかけて魔よけとするもの・・・。

 ま・・、「真宗的」には何の意味もないのだけれど、塩飽諸島の文化の継承みたいなことかなぁ・・。さぬき市の実家ではこんなこともできないけれど、塩飽の島々だからできることかもしれなね・・・。

 

 作年秋から草刈りボランティアした部分から・・我が家を見た風景だけれど、こういう景色も・・そうそうは見られない。今年の初夏になれば・・元通りの草まみれになってしまうのかなぁと思ったりする。所詮・・人間は自然の中に埋もれてしまうんだろうなぁと思ったりする。大自然の中の無力感かなぁ・・。自然の営みの中では・・人間なんてちっぽけなものだなぁとはおもってしまう・・。

 

 とりあえず、今日はここまで。明日、また、会えるといいね。

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