まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

み仏の ふところにもどる 初まいり

2010年01月29日 | 歴史
 今日は広島県の安芸教区のお坊さん方が現地学習会ということで、うちのお寺においでになった・・。前から何度も書いているように、うちのお寺には、妙好人(みょうこうにん)と言われるお念仏の信者さんの「庄松(しょうま)」さんという方ゆかりのお寺ということで、たくさんの方がお参りにおいでになる・・。庄松さんのことは・・私のHPの「庄松堂」をご覧くださいな・・。

 

 で・・この日は広島県から八名のお坊さんがおいでになられた。まずは・・「お仏讃」。重誓偈というお経をみんなでおつとめする。その後、うちのお寺の坊守さんがご挨拶と、このあたりの環境とか産業とかの概略をお話し、お寺の概要とかをお話して・・庄松さんの簡単な説明をする・・。ま・・、みなさん、庄松さんについてはよくご存じの方ばかりなもので、「庄松同行概論」・・・みたいなお話になる。

 

 その後、私も少しばかりお話をして・・書院でお茶をお出して・・ま、リラックスしてお話をする・・。で・・昨年から・・「まほろば工房」の事務員さん・・。うまくいえば・・「まほろば自然博物館」の学芸員・・をお願いしている「にゃんさん」にもお手伝いしてもらって、お茶やお菓子のお世話をしてもらって・・。

 

 これが・・その「にゃんさん」ここでも・・時々・・コメントされてる方。私のもう一人の師匠(こういう言い方は適切ではないけれど、若いころからお世話になってる築後先生)のネットワーク・・「だいご」でお友達になった「にゃんさん」と、「山寺の和尚さん」が今回おいでになった会のお世話役・・・というつながりで、今日のおまいりになったもの。

 この「にゃんさん」も、お西(西本願寺)で得度された尼さん。だから・・道服(本当は「ふほう」ていうんだけれど、漢字がわからない)・略袈裟姿でお世話してくれた・・。というよか、無理にお願いしたんやけれど・・。

 

 その後・・お寺から西におよそ四キロほどの所にある・・「小砂説教所」に向かう。私とにゃんさんが先導して・・、ワンボックスカーに乗った八人を誘導して・・。ここには、庄松さんのお墓があるもので、ここにも立ち寄って・・ということで。

 

 ここでは、私が全てのお扉を開いて・・讃仏偈というお経でのおつとめ。ま、ブログをごらんになってる方に蛇足ながらの説明になるけれど、こういうお勤めは・・ご本尊さまの「阿弥陀如来」に対してのおつとめであって、決して、「庄松さん」に対してのおつとめではないので念のため・・・。

 

 で・・、その次は・・「さぬきうどん」ということでセルフのお店へ。お客様のご「要望」で、セルフ方式のマイナーお店・・・ということで「穴場的」なうどん屋さんへご案内。普通の一般店のおうどんならば、どこででも食べられる・・ということで、普通の人では見つけられないようなお店ということで、「手打ちうどん杉本」さんへ。

 

 最初はとまどったらしいけれど、どうにか皆さん、ちゃんと注文できて、トッピングもできて、お会計もできたようです・・。

 

 私は・・一番簡単な「かけうどん小」にお揚げを載せて・・280円。あっさりとしたお味でさっぱりとこなして・・。

 

 ま、説明不足もあったし・・と、反省することは多いけれど、まぁ、一通りご案内ができ、皆さんも満足されてお帰りになられたようで一安心・・。やれやれですわ・・・。

 

 お店の脇の川土手に咲いていた蝋梅がかすかに春の香りを漂わせていた・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

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