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かんな川水辺の楽校 たのしく学ぶ観察教室

2012年08月19日 19時02分02秒 | 自然観察
今日は藤岡市にあるかんな川水辺の楽校で開催された自然観察会に講師の一人として参加。
午前中は、昆虫や水生生物の採集と観察。午後は美九里公民館で川の石に付いている珪藻類を顕微鏡で観察したり、水質測定を行いました。

河原で昆虫採集


河原に生えているクヌギの樹液酒場にはカブトムシやスズメバチが集まっていました。




オオスズメバチとカブトムが樹液酒場で場所争い。


上の写真のように一対一の争いであれば、オオスズメバチでもカブトムシの敵ではありませんが、スズメバチが集団戦法をとると、さすがのカブトムシも形勢が不利。



コムラサキ


セミたち


アブラゼミ


アブラゼミは私たちにとっては一番身近なセミですが、翅全体が不透明なセミは世界的には珍しい種類だそうです。


ミンミンゼミ(左側)


カワラバッタ

カワラバッタは植物が少ない礫河原を好みます。最近、全国的に数が減っているバッタです。

クルマバッタモドキ


ツチイナゴの幼虫


ミヤマアカネ



川に入って魚や水生昆虫を採集


水産試験場のT研究員の指導で、オイカワ、タモロコ、ギバチ、コヤマトンボのヤゴ、ナベブタムシ、ヌカエビ、サワガニなどたくさんの水生生物を観察しました。



午後は公民館に場所を移し、群馬高専のM講師の指導で水質検査や藻類の観察。


観察した珪藻の一種



かんな川水辺の楽校では、年に何回か観察会や研修会を開催していますので、お気軽にご参加ください。



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