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日本の農業は“風評被害”に負けない

2011年07月22日 22時30分42秒 | 
3.11の大震災とそれに伴う原発事故以来、災害や放射能に関する本を何冊か読んでいますが、その中の一冊

日本の農業は“風評被害”に負けない 永峰英太郎・河岸宏和 共著 アスキー新書


福島第一原発事故による農作物の放射性物質による汚染。基準値を超える放射性物質が検出された野菜については当然、出荷が制限されましたが、その産地の他の農作物についても、買い手が付かないなどの風評被害が発生しました。

その風評被害に対して、生産者などが被害を最小限に食い止めるためにどんな行動をとったか。風評被害発生の原因はなにか。そして、消費者と生産者を守るためには今後どうすればいいのか。などについて紹介されています。

私を含め、多くの消費者は放射能や放射物質の健康への影響について正確な情報を持っていませんでした。よく分からないものはコワイのです。
国は明確な基準(もちろん科学的な)を示し、それに従ったきちんとしたルールを作り、そのルールを生産者や流通業者が順守することが必要でしょう。
さらに消費者もバカTVのセンセーショナルな情報を鵜呑みにするのではなく、様々な情報の中から正しい情報を選別する知識も求められていると思います。



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